岐阜県|旬の食材|
岐阜えだまめ|安全・安心、長期出荷可能なえだまめ

旬の“おいしい”をレポート!
☆8月の食材☆

岐阜えだまめ

取材産地/岐阜市

マメ科ダイズ属。栄養が豊富で、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンCなどが含まれています。品種はさまざまあり、岐阜市では、福だるま、湯あがり娘、えぞみどりなどが生産されています。

岐阜えだまめ
岐阜市の「岐阜えだまめ」(©️SAKURA編集部)

おやつやおつまみに、子どもにも大人にもおすすめしたい夏の味

岐阜えだまめの産地といえば、岐阜市の島、則武、合渡、鷺山地区。昭和35年に島地区で本格的な栽培が始まり、砂地で水はけのよい土壌をいかしながら、味が良く、品質も良好なえだまめづくりが行われています。JAぎふ えだまめ部会は岐阜県内のえだまめ出荷量の約95%を占め、4月下旬から11月中旬まで、全国でも珍しい長期出荷をしています。

長期出荷ができるのは、時期に合わせてハウス、トンネル、露地、防虫ネットといった作型と品種を変えているため。防虫ネットとは、さやを食害する害虫の侵入を防ぐことができるネットのことで、農薬の使用回数を削減することができます。JAぎふ えだまめ部会ではGAP(農業生産工程管理)にも取り組み、安全・安心なえだまめを出荷する努力もされています。

収穫したえだまめを三段階選別、金属探知機を通過した商品のみを出荷するなど、品質の均一化と安全性も高めています。えだまめを予冷庫に入れたり、鮮度保持フィルムを使用したり、畑でとれた新鮮さを損ねないよう、消費者に届ける取り組みもされています。

「近年の読めない天候によって思うように収穫できないこともあるが、市場の要望に応えられるよう、生産者全員で努力しています」と、JAぎふ えだまめ部会 部会長の北川清典さん。今年度は600トンほどの出荷量が見込まれており、岐阜市場や関西の市場を中心に出荷されています。 海の日やお盆前など、えだまめが食べたくなるシーズンに、地元の味を堪能してみませんか。

ハウス栽培されている岐阜えだまめ
ハウス栽培のえだまめは4月〜6月の早い時期に出荷されます(©️SAKURA編集部)
大きな葉を茂らせる岐阜えだまめ
6月〜7月の出荷はトンネル栽培、7月からシーズン終わりまでは防虫ネット栽培と露地栽培(一部)のえだまめが出荷されます(©️SAKURA編集部)
収穫直前の岐阜えだまめ
収穫間近のえだまめ。ふっくらとしています(©️SAKURA編集部)
曽我屋枝豆選果場の外観
曽我屋選果場 (©️SAKURA編集部)
曽我屋枝豆選果場に届けられた枝豆
選果場に届けられたえだまめ(©️SAKURA編集部)
岐阜えだまめが集出荷される曽我屋枝豆選果場
平成14年度に導入された選果機。それまでは、生産者が手作業で袋詰めをしていました(©️SAKURA編集部)
岐阜えだまめを選果する曽我屋枝豆選果場
シーズン中、大忙しの選果場 (©️SAKURA編集部)
まめたんが描かれている岐阜えだまめの袋
袋詰めの「岐阜えだまめ」が店舗で販売される。袋の左上のイラストは岐阜えだまめのイメージキャラクター「まめたん」 (©️SAKURA編集部)
枝豆を使ったレシピのがんもどき
枝豆の実そのままがんもどき(©️SAKURA編集部)

そのままもいいけどえだまめのアレンジレシピはいかが?

[枝豆の実そのままがんもどき]

茹でてさやから取り出し、薄皮をむいたえだまめ、水切り豆腐、千切りにんじん、鶏ひき肉、片栗粉、塩を混ぜて、スプーンでひとかたまりにしながら、揚げ油でからっと揚げます。

具はしいたけやごぼうなどを入れてもOK。揚げたてをポン酢でいただいたり、冷ましてお弁当に入れてもおいしくいただけます。

JAぎふえだまめ部会の部会長北川清典さん
JAぎふ えだまめ部会 部会長北川清典さん(©️SAKURA編集部)

生産者紹介

JAぎふ えだまめ部会
部会長北川清典さん

先代から続くえだまめ農家の北川さんはえだまめづくり40年以上。10年前から息子さんも一緒に生産に携わり、伝統のえだまめづくりを代々、受け継いでいます。味の良いえだまめを作ろうと、手間のかかる作業にも積極的に取り組まれ、消費者に喜んでもらいたい想いで生産されています。

「栄養価が高いえだまめ。ぜひ、お子さんにも食べて欲しい」と北川さん。「食べ始めると手が止まらない」と、ご自身も納得のいくえだまめづくりをされています。

取材協力/JAぎふ えだまめ部会、JAぎふ、JA全農岐阜 園芸販売課
058-276-5305 (JA全農岐阜 園芸販売課)

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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SAKURA編集部_Akiko.Iです!地元の美しい風景、四季の移り変わり、ワクワクなイベントを探求、発掘していきます。

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