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開化亭

素材の味を引き立てる圧倒的な職人の技術。県外からの来訪者も多い岐阜屈指の名店『開化亭』

炒飯 1,320円
(©️SAKURA編集部)

炒飯…1,320円
※平日ランチのみ 1,100円

食材の旨みを活かしたシンプルな逸品。えびや、かには、店主が厳選した魚介を使用。

プリップリのエビを頬張ると、食感と同時に口の中に広がるうまみ。寿司屋で使われるような、身の締まったカニの剥き身。
岐阜県産初霜と、本巣市の産みたて卵。香りとうまみがあるごま油。

これを古田シェフのふるう中華鍋に入れる事で、完成するのは絶品炒飯。ごま油でコーティングされたホロホロのご飯と、ふっくらとした卵を一口食べれば、素材の旨味が一気に押し寄せ、広がるカニと胡麻油の風味が喉を抜けます。

吟味した素材と職人の技が光る、究極。それが開化亭の炒飯。

食べ終わって、感じた事。コクはしっかり感じるけれども、全く、くどくないんです。中華料理は油を多く使用することから、どうしても、重くなりがち。しかし、開化亭の炒飯は、コッテリしないごま油を使うことから、食後はさっぱり。

坦々麺を併せて注文しても、スッと食べられてしまうくらい。
中華の真髄をぜひ、感じてみてください。

絶品中華が楽しめるお店をご紹介してくれたのは…

開化亭/オーナー/古田 貴達

私がこの目で、足で探してきた選りすぐりの食材を、その時の最高な状態でお出しします。特に炒飯は食べてみてください。自信をもってお勧めします。

(©️SAKURA編集部)

食材本来の味を活かし、シンプルで凝縮された味。各地の店主厳選の食材でお届け。

地産地消にこだわらず、海産物は北海道、野菜もフランス産など西洋の食材も取り入れる。先代が築き上げた旬の極上食材をふんだんに使った料理が受け継がれつつ、二代目の新しいスペシャリテも日々生み出されている。

料理を引き立てるアルコールは、店主こだわり。ゲストのリクエストに 柔軟に応えていく。地元の常連客から、国内外の観光客までをも、愉しませる。

【ランチ】おすすめの逸品

汁なし担々麺…1,100円

大人気担々麺の汁なしバージョン。激辛!ではないので、どなたでも食べられると思います。パクチーを抜くことも可能。

海鮮中華飯…1,100円

炒飯よりも海鮮、野菜がふんだんに使われた中華飯。トロリあんかけが食欲をそそります。

素材にこだわり、素材の味を最大限に活かす。 そんな絶品中華料理を提供しているのが、柳ヶ瀬商店街近くにある開化亭。 まずは、開化亭に関して、お話ししていこうと思います。

お店の成り立ち

創業44年。もうすぐ半世紀が経とうとしています。その間、親子2代に渡って、絶えず進化する味を提供する開化亭。古田 等(フルタ ヒトシ)さん(現在のシェフの父親)が、開化亭をオープン。町中華として経歴をスタート。
現在のシェフ古田 貴達(フルタタカミチ)さんは19歳から、中華の道を歩み始めます。
一旦、洋食店でも経験し、2014年に開化亭に加入。

2016年、前オーナーの古田 等(フルタ ヒトシ)さんが東京進出する事をキッカケに、現オーナーの古田さんがマスターシェフに就任。現在も鍋を振るっています。

(©️SAKURA編集部)

厳選食材を駆使した最高の料理

そんな開化亭のこだわりは、素材。シェフ自らが食べ歩きで見つけた食材を使用。
例えば、前述の海老。食感が立つものから、旨味が濃厚な海老。海老によって特徴は様々ですが、その中で、料理に合う最高の海老を厳選。

もう一つ、毎年シーズンになると採用するのが松茸。知り合いの日本料理店が取引している松茸農家の松茸を気に入り、毎年オーダー。この松茸はコース料理のスペシャリテで提供。

現在の、スペシャリテの一つに挙げられる”銀杏と松茸の春巻き”。 元々、松茸には水分が多く含有。春巻きの皮で包み、一気に熱を加えることで、その水分が香りと共に蒸発。春巻きの皮の中に残ります。

一口、頬張ると、パリパリの春巻きの皮が割れ、フワッと一気に松茸の香りが駆け抜けます。しっかりとした松茸の食感が、口の中で残り、最強の春巻き体験。 こんなにも感動する春巻きを食べたことあるでしょうか? ぜひ、お店で味わってください。

(©️SAKURA編集部)

ランチでは、2,000円前後のメニューを取り揃え、リーズナブルに提供。上述のチャーハンのほか、もう一つ、開化亭こだわりの逸品。それが、担々麺。 一般的に坦々麺といえば、豆板醤の辛味と、濃厚な胡麻のコク。ズシっとくる重さを、想像される方が多いはず。

開化亭の坦々麺は違います。 スープは無化調。自然由来の味。鶏ガラ100%の琥珀色とでも言うべきスープに、坦々麺に欠かせない胡麻を投入。この胡麻を入れれば入れるほど、味と甘みが濃厚に。この胡麻の投入量を極限まで絞ることで、濃厚なコクがありながらも、さらっと食べられる、まるで魔法のようなスープが完成。

麺と絡めて一口頬張ると、あとは無心で麺を啜っていることでしょう。 毎日食べられる坦々麺を目指した、と吉田シェフは語っており、本当に毎日食べにくる常連さんもいるほど。 この坦々麺も、今までの坦々麺のイメージを覆す一品と言っても過言ではありません。

坦々麺 880円
(©️SAKURA編集部)

坦々麺…880円 ※平日ランチのみ 770円

毎日食べれる、あっさり感が特徴。化学調味料を使用せず、食材元来の旨味にこだわり抜く。

極上の贅沢をランチから楽しむ

店舗外観をご覧ください。コンクリートの打ちっぱなしで、重厚な雰囲気。1階店内は厨房といくつかのカウンター席。暗めに落とされた照明が、高級感を漂わせます。
2階に上がると、テーブル席がゆとりを持って並べられ、空間の使い方が上品。

店舗外観(©️SAKURA編集部)
味を堪能できる、落ち着いたコンクリートのモダンな開化亭の空間。(©️SAKURA編集部)

少しセレブな雰囲気を楽しみたい時、ランチコースもありますので、記念日等に創作中華を頼んでみては?

価格は5,500円
季節ごとに、提供される料理は異なるので、詳しくは店舗に聞いていただくことをオススメ。取材時(2022年9月28日時点)では、7品が提供。
*ホタテとウニの揚げ餃子 *前菜色々盛り合わせ *上湯を使用した季節のスープ *海鮮料理 *肉料理 *担々麺 or 炒飯 *デザート(杏仁豆腐 or 凍頂ウーロン茶のシャーベット)

この様な料理が運ばれてきます。ランチなので、リーズナブルに楽しめ、ちょっと贅沢なママ会に採用してみてはいかがでしょう?

(©️SAKURA編集部)

本格的なディナーコースを楽しむなら

本番は、日が落ちる夜。間接照明に照らされた開化亭は、雰囲気たっぷり。そこで提供されるコース料理の数々は、感嘆の一言。県外から開化亭を求めて、来店されるお客様も多数。
その中でも、18,150円以上のコースで提供される北海道仙鳳路産カキを使った料理をご紹介。

この地域で取れる牡蠣は、本牡蠣。大きさは、岩ガキほどのサイズ。大ぶりです。そのままで食べたくなるものですが、これを中華風の天ぷらに。中華風の天ぷらには、ベーキングパウダーと片栗粉を、揚げ粉に使用。だから、日本の天ぷらよりもサクサク。

このサクサクの牡蠣天ぷらの上に、自家製カラスミパウダーを。塩分はカラスミのみ。外はサクサク、中はジュワッと柔らかクリーミー。牡蠣が好きな方はぜひ、食べていただきたいメニュー。ちなみに、コースではなく単品でも注文可能。メニュー表には載っていない”このブログ”だけの裏技♪
価格は牡蠣の仕入れ値で変動があるそうですが、おおよそ4,000円前後になるとのこと。

(©️SAKURA編集部)
(©️SAKURA編集部)

間口を広げて提案するランチでは、幅広いお客様に対応。リーズナブルに本格高級中華の味を楽しむことができます。ディナーは、記念日のような使い方を想定して、少し高級な路線でのコースを様々にご案内。

どの料理を選んでも、古田シェフが、その時最高の食材を、最高の状態で届けてくれるのは、揺るぎません。普段食べられないような特別な体験をしてみるのはいかがでしょうか?

SAKURA編集部₋Shota.A

何を食べても、独創性があって、素材の味が活きていました。県外からの来訪者が多いと語っていた通り、店内は混雑。並んでも、食べてみることをオススメします!

創業1978年2代目 中華の名店
開化亭

カイカテイ

岐阜県岐阜市鷹見町25-2
アクセス:岐阜市役所から南へ徒歩7分

058-264-5811
11:30〜14:15(LO.13:45)
  17:00〜21:30(LO.20:30)
月曜、火曜

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Shota.A

旅行が好きで、休みの日は東海だけでなく、色んな場所に遊びに行ってます!年に一回、中津川の栗しるこを食べる事が、僕たち家族の習わしです笑


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