岐阜県|旬の食材|
美濃白川夏秋トマト|高い技術力で作られる甘味と酸味のバランスがとれたトマト

旬の“おいしい”をレポート!
☆8月の食材☆

トマト

取材産地/東白川村

ぺルー、エクアドルが原産。日本へは、江戸時代初期にヨーロッパから中国に伝わり、長崎に伝えられてきました。当時は薬用や観賞用としての植物でしたが、酸味がやわらかいアメリカの品種が入ってきた昭和初期から食用として好まれています。
ビタミン、特にA、B、Cが豊富。品種改良により、桃太郎、ファースト、丸玉、ミニトマト、中玉とまとなどさまざまな品種が全国各地で生産されています。

美濃白川夏秋トマト
美濃白川の夏秋トマト(©️SAKURA編集部)

おいしさを最優先、難しい桃太郎系トマトの生産を続ける白川町・東白川村

美しい緑の山々に囲まれ、鮎が泳ぐ清らかな白川が流れる白川町と東白川村で、味の評価が高い「美濃白川夏秋トマト」が作られています。毎年、6月から11月中旬頃まで出荷が行われ、貴重な夏秋のトマトとしても重宝されています。

美濃白川夏秋トマト部会が生産している品種は「桃太郎」。気候の変化に敏感であることや皮が薄いことから取り扱いに注意しなければいけないため、細かな栽培管理が必要になりますが、甘味と酸味のバランスがとれた食味の評価が良いトマトであるため、同部会では「味で勝負をしたい」と、桃太郎を選択されています。

この地域でトマト栽培が始められたのは、昭和40年代から。当時から培われてきた技術力に加え、同部会の青年部では他産地との交流を、女性部は販促やレシピ開発を、技術部は熱心な試験研究を行いながら、部会全体でさらなる技術向上、安定品質の出荷を目指しています。

「美濃白川夏秋トマト」のおいしさに惹かれ、Iターンで就農される移住者もいます。トマト農家を目指す人がプロのもとで学ぶことができる岐阜県の制度「あすなろ塾」と自治体の手厚いサポートによって、白川町と東白川村には新規のトマト農家が増えています。7年ほど前までは30名以下だった部会員も今では34名に。

清らかな水や新鮮な空気など豊かな自然の中、生産者がお互いに協力しながら、消費者に喜ばれる良質なトマトを出荷したいと努力をされています。

美濃白川夏秋トマトのほ場の様子
雨よけハウスで育てられるトマト(©SAKURA編集部)
美濃白川夏秋トマトの花
トマトの花(©SAKURA編集部)
収穫間際の美濃白川夏秋トマト
収穫間際のトマト。収穫後の追熟でさらにおいしさが増していく (©SAKURA編集部)
美濃白川夏秋トマトのほ場の様子
伸びるツルは斜め誘引することで管理しやすくなる。(©SAKURA編集部)
ほ場のそばで小川が流れる様子
東白川村や白川町は、山からの水が何本も流れている自然豊かな場所(©SAKURA編集部)
JAめぐみの東白川選果場
JAめぐみの東白川選果場(©SAKURA編集部)
出荷用段ボールに詰められた美濃白川夏秋トマト
選果されたトマトは出荷用段ボールに入れて出荷される(©SAKURA編集部)
フレッシュなトマトで作るトマトの卵とじ
トマトの卵とじ( ©SAKURA編集部)

そのままもいいけど、たまにはトマトアレンジで!

生のままが最もおいしい美濃白川夏秋トマトですが、時にはアレンジも。ざく切りにしたトマトを軽く炒め、卵を回し入れてさっと炒めて仕上げるトマトの卵とじがおすすめ。かに玉の素を合わせたとき卵を回し入れて甘酢あんをかけた「カニ玉風トマト」にしても美味。

美濃白川夏秋トマト部会の部会長、桂川公幸さん
美濃白川夏秋トマト部会部会長
 桂川 公幸 さん (©SAKURA編集部)

生産者紹介

美濃白川夏秋トマト部会部会長
桂川 公幸 さん

トマトづくり23年の桂川さん。天候や気候の違いで毎年変わる管理方法やトマトの育ちの違いに面白さと難しさを感じながらやりがいをもって生産をされています。桂川さんが作るトマトには、ほ場のすぐ横を流れる山の水や新鮮な空気など、東白川の恵みが存分に取り込まれています。「同じ生でも包丁でカットするより、丸かじりが一番おいしい!」と、トマト本来のおいしさを味わえる食べ方をおすすめされています。

取材協力/美濃白川夏秋トマト部会、JAめぐみの 白川営農経済センター、JA全農岐阜 園芸販売課
058-276-5305 (JA全農岐阜 園芸販売課)

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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SAKURA編集部_Akiko.Iです!地元の美しい風景、四季の移り変わり、ワクワクなイベントを探求、発掘していきます。

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