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千代保稲荷神社

商売の神さま「おちょぼさん」で運試し!海津市の稲荷神社

千代保稲荷神社
『千代保稲荷神社』鳥居(©️SAKURA編集部)

商売繁盛、家内安全などのご利益を求めて、年間200万人以上の参拝者が訪れる稲荷神社。パワースポットである本殿前の拝殿でまずお参りをした後、重軽石やおみくじで運試しをしてみませんか。

ご利益スポット

本殿・拝殿
重軽石

おみくじ

行事

2025/1/1(元日) 0:00〜

歳旦祭

パワースポットをご紹介してくれたのは…

千代保稲荷神社/宮司 森紀道さん

初詣でも晦日参りでも普通の日でも、それぞれのタイミングでお参りしていただければと思います。

海津市の田園地帯に鎮座する商売の神様「おちょぼさん」

「おちょぼさん」の愛称で親しまれている千代保稲荷は岐阜県西濃エリアではおなじみの稲荷神社です。東海3県のみならず、滋賀、福井、長野、静岡などからも参拝者が訪れ、年間参拝者数は約200万人にも及んでいます。

全国には約3万社の稲荷神社があるといわれますが、中部エリアでは、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷に次ぐ日本三大稲荷のひとつとされる人気の「お稲荷さん」です。

おちょぼさんに祀られているのは、大租大神、稲荷大神、祖神であり、商売繁盛、五穀豊穣、家内安全、諸願成就などに御利益があるとされています。中でも稲荷大神は商売繁盛の神様として厚い信仰を集めているため、自営業者、会社経営者などの参拝が多く、毎月末から翌朝にかけての晦日参りは、お正月並みの混雑ぶりをみせています。

参拝には、まず南口もしくは東口の朱色の大鳥居をくぐり、約100軒の店が軒を連ねるにぎやかな門前町を歩いていきます。興味深い店が数多くありますので、参拝後にゆっくりと楽しみましょう。

千代保稲荷神社
門前町(©️SAKURA編集部)

神社の境内に入る鳥居をくぐれば、幟がはためき、キツネの像が何体も並び、独特の神聖な雰囲気に包まれています。ちなみに、キツネは稲荷大神様の眷属(けんぞく)です。手水舎で手や口を清めたら石段を登り、拝殿へ。二拝二拍手一拝の正式な方法で参拝しましょう。

ちなみに、稲荷神社はキツネの神様だと思う人も多いようですが、キツネは稲荷大神の眷族(神のお使い)です。 春日神社は鹿、日吉神社はサル、八幡神社は鳩が眷族というように、稲荷神社はキツネが神様のお使いです。稲荷とは、ものや生命を生み出す神のことで、農業や商売繁盛に関係していきます。

百度石(©️SAKURA編集部)

お参りは、清らかな風が吹く本殿前の拝殿で

千代保稲荷の本殿には、大祖大神(おおみおやのおおかみ)、稲荷大神(いなりおおかみ)、祖神​(みおやのかみ)が祀られ、商売繁盛、家内安全などにご利益があると言われています。

お参りは本殿の前にある拝殿で。正面にあるお供え物台にはおあげ、お神酒などをあげることができます。

千代保稲荷神社
『千代保稲荷神社』拝殿(©️SAKURA編集部)

平日でもひっきりなしに参拝客が訪れる拝殿。この奥に本殿が建つ。

千代保稲荷神社
『千代保稲荷神社』本殿(©️SAKURA編集部)

重くなる!?軽くなる⁉重軽石で運試し!

拝殿横には2石の重軽石が置かれています。まずは両手で石を持ってみて、重さを感じましょう。結構重いです。次に、願い事が叶うならば重く、もしくは軽くなると念じます。その後、もう一度石を持ち上げ、重さを思った通りに感じたら願い事が叶うと言われています。運試ししてみませんか。

千代保稲荷神社
重軽石(©️SAKURA編集部)

持って感じる石の重さによって、願い事が叶うかどうか占う石。

千代保稲荷神社
重軽石を持ち上げる(©️SAKURA編集部)

おみくじ

運勢や吉凶を占うおみくじ。結果はその場に掲げられていますが、社務所で紙をいただくこともできます。

千代保稲荷神社
拝殿近くにあるおみくじの場(©️SAKURA編集部)
千代保稲荷神社
社務所でおみくじの紙をもらおう(©️SAKURA編集部)

「千代に保て」が名の由来。室町時代にこの地に開基

おちょぼさんの起源は平安時代後期にまでさかのぼります。八幡太郎の通称で知られる武将源義家の六男義隆が分家するとき、霊璽(故人の御霊を移した依代)、宝剣、義家の肖像画の3点を「千代、代々に保っていけ」と賜ったのが始まりで、千代保稲荷の名の由来は、この「千代に保て」にあります。

源氏が滅び室町時代に入ると、子孫の森八海が義家から授けられた源氏の霊璽をこの地に祀ったのが千代保稲荷の始まりとされています。森八海を開祖とし、その後は代々森氏が宮司を務め、現在の森紀道さんで22代目になります。令和5年、21代目の森康さんより現在の紀道さんに引き継がれました。

千代保稲荷神社
重なる鳥居(©️SAKURA編集部)
提灯(©️SAKURA編集部)

さて、参拝時に私たちはさまざまなお願いごとを神様にしてますが、森康前宮司は参拝方法について次のように語っていました。
「日本人は信仰するしないに関わらず、すでに神様にお守りいただいているのです。ですので、お願いごとをする前に、まずは“お陰様で”“ありがとう”という感謝の気持ちを捧げていただければと思います。」
参拝時には心に留めておきたいものですね。

「おちょぼさん」の愛称で親しまれている
千代保稲荷神社

チヨホイナリジンジャ

岐阜県海津市平田町三郷1980

0584-66-2613
24時間
有(無料・有料)
https://www.chiyohoinari.or.jp/

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

Sakura編集部_Keiko.H

SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。


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