旬の“おいしい”をレポート!
☆2026年3月の食材☆
春だいこん
取材産地/岐阜市
だいこんの豆知識
アブラナ科
地中海沿岸から中央アジアが原産地とされ、日本へは奈良時代に中国より渡来。現在では、青首大根を中心に、守口だいこん、聖護院だいこん、桜島だいこんなど産地特有の品種が数多く出回っています。葉の部分はビタミンC、根の部分はアミラーゼと呼ばれる消化酵素が豊富に含まれます。

春の季節限定のみずみずしい美味しさ『春だいこん』
岐阜長良川の肥沃な砂質土壌が広がる岐阜市鷺山、則武、島、合渡地区では、350年前よりだいこん栽培が行われ「岐阜だいこん発祥の地」と呼ばれています。漬物で有名な守口だいこんも岐阜市が産地で、当初より漬物文化の担い手として携わってきました。
岐阜市園芸振興会 だいこん部会では、守口だいこん、おでんだいこん、祝だいこんといった種類の大根を栽培していますが、収穫期間が長く、収穫量が多いのは『春だいこん』です。
白く美しい容姿と甘みを含んだみずみずしい味わいは、市場からの評価が高く美味しいと評判です。
幾世紀の世代交代を経て培われてきた栽培技術は、時代の変化とともに受け継がれ、美味しい大根づくりの礎となって現在に至っています。
秋に播種しただいこんの種が、冬を乗り越え生長し2月中旬に収穫時期を迎えました。岐阜市園芸振興会 だいこん部会に所属する北川清凡さんの圃場では、露地栽培とハウス栽培で大根づくりを行っています。
きめ細やかな砂質土壌と長良川の伏流水を利用した地下水で育てるハウス栽培が終わると、畝間に麦を作付けするリビングマルチを施した露地でのトンネル栽培に切り替わっていきます。季節に合わせた栽培スタイルで、2月中旬から6月上旬までの間『春だいこん』の収穫をされています。
北川さんにだいこん農家に携わっていくうえで、今一番気になることをお伺いすると「原油価格の値上がりによる資材の高騰で、ここ2〜3年で1.8倍の原材料費がかかっている。『春だいこん』の値上がりはやむを得ない状況で、消費者にはぜひ理解して欲しい。」とおっしゃっていました。
冬の間に水分量を蓄え甘みが増す『春だいこん』は、生産者の手によって大切に丁寧に栽培されています。地元産の鮮度の良いだいこんで春の美味しさを味わってみませんか。
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春だいこん生産DATA
出荷量/約450トン(R8年度見込み)
作付面積/8ha(R8年度)
部会員/22名(岐阜県園芸特産振興会 だいこん部会)
主な出荷先/岐阜
栽培スケジュール/
11月〜(種まき)→
2月中旬〜6月上旬(収穫・出荷)
今が一番甘く美味しい季節です。岐阜の『春だいこん』を味わってみてください。

生産者紹介
岐阜市園芸振興会 だいこん部会
北川 清凡さん
ご両親より引継ぎだいこん農家に携わって11年目。最年少の部会役員さんです。
これからのだいこん部会に期待の目が向けられています。
取材協力/岐阜市園芸振興会 だいこん部会、JAぎふ、JA全農岐阜
058-276-5305
岐阜県内のヤマナカ、イオンなど量販店で販売予定!
水分量が多くみずみずしい『春だいこん』は、生のまま召し上がることをおすすめします。
おろした大根をご飯にのせ、ぽん酢を少しかけて召し上がってみてください。
アミラーゼなどの消化酵素が多く含まれる大根おろしは、胃腸ケアにも期待できます。
シャキシャキとした食感でサラダにするもよし、おろして薬味にしてもよし、はちみつを少し混ぜてジュースで飲むのも美味しいです。ぜひお試しください。
DKG(だいこんかけご飯)がおすすめ!

この記事を書いた人
SAKURA編集部_Yumi.SSAKURA編集部の_Yumi.Sです。
趣味は、水泳、読書など。地域に根差した役に立つ情報をわかりやすく、お伝えできたらと思います♪









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