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大垣城

美濃和紙の素材感◎戦国武将・石田三成の旗印入りでカッコイイと評判!大垣城の御城印

大垣城の御城印と御城印帳(©️SAKURA編集部)

和紙の里・美濃の職人による手すきの本美濃和紙[*1]を使用した大垣城の御城印。 目を引く「 大一大万大吉[*2]」の朱印 は、1600年の関ケ原合戦で大垣城を拠点とした西軍率いる武将・石田三成の有名な旗印です。また、江戸時代に大垣を治めた戸田家(11代235年間)の家紋「九曜紋[*3]」の朱印も入っています。御朱印帳は水の都大垣をイメージした水色の波紋をバックに大垣城が描かれたもの。御城印めぐりの最初の一歩としていかがでしょうか。

[*1] 本美濃和紙はユネスコ無形文化遺産に登録されています。
[*2]「大一大万大吉」の意味は、一人が万人(皆)のために、万人は一人のために尽くせば、天下は大吉(幸せ、幸福)になれるというもの。
[*3] 歴代大垣藩主・戸田家の家紋「九曜紋」。九曜とは、インドで古く占いに使われた9つの星のことで、真ん中が太陽、周りの8つの星は「日・火・水・木・金・土・羅喉(らごう)・計都(けいと)」を表しています。 九曜星は安全を守る神仏を象徴したものです 。

大垣城の御城印

300円
※大垣城の入口受付で販売

御城印をご紹介してくれたのは…

大垣城/館長/高木 勝史さん

多い日は1日で150枚出る人気の御城印で、カッコイイと好評!令和5年度は1年で7700枚、令和6年度は前半の半年間ですでに4400枚お求め頂いています

大垣城館長
大垣城の高木館長(©️SAKURA編集部)

関ケ原合戦で西軍・石田三成の本拠地となった大垣城

秋の大垣城
紅葉に彩られた大垣城(画像提供:大垣市)

4層4階の大垣城は、十万石の城下町大垣のシンボル。

城下町を美濃路が走る大垣城は、西国と東国の間に位置する交通の要衝にありました。そのため、関ケ原合戦では、直前まで西軍・石田三成の本拠地となった平城です。珍しい4層4階の館内では、合戦の前哨戦である「杭瀬川の戦い」のジオラマや、合戦時の石田三成の動向などを詳しく知ることができます。大垣城を囲む大垣公園では、モミジ、イチョウなどのさまざまな樹々が植えられているため、10月中旬から順に紅葉し、名城の秋を彩ります。

見どころ

たらいで城から脱出した少女「おあむ」の物語

関ケ原での合戦後も2日間、大垣城では西軍の家臣や家族がまだ本丸に立てこもっていました。

東軍の総大将・徳川家康の手習いの師匠であった山田去暦(きょれき)とその娘おあむも残っていましたが、東軍の手引きにより塀を越え、たらいで堀を下って脱出したと伝えられています。

館内には映像などで楽しめる「おあむ物語」のコーナーがあるほか、館外には3代目おあむの松が静かに佇んでいます。

大垣城のおあむの松
おあむの松(©️SAKURA編集部)
大垣城のあおむパネル
おあむのパネル(©️SAKURA編集部)

杭瀬川の戦いのジオラマ

大垣城のジオラマ
杭瀬川の戦いのジオラマ(©️SAKURA編集部)

関ケ原の戦いの前日に起こった杭瀬川の戦いを再現したジオラマです。

火縄銃や槍・弓を体験コーナー

大垣城の体験コーナー
大垣城の体験コーナー。火縄銃や槍などを手にすることができる(©️SAKURA編集部)

登城の記念に記念メダルをゲットしたい!

大垣城の絵が彫られた懐かしさ満点の登城記念メダル。デザインは2種類あり、日付や名前をその場で刻印できます。

料金600円 ※プラス300円でペンダントやキーホルダーに!

大垣城の記念メダル
【記念メダル】(©️SAKURA編集部)
関ケ原合戦で西軍の本拠地となった城
大垣城

オオガキジョウ

岐阜県大垣市郭町2-52
アクセス:JR東海道線「大垣駅」より徒歩約7分

0584-74-7875
9:00~17:00(最終入場16:30)
火曜、祝日の翌日、年末年始(12/29~1/3)
200円(郷土館と共通券)、18歳未満無料
市営丸の内駐車場(251台/有料)、市営東外側駐車場(200台/有料)
https://www.ogakikanko.jp/

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

Sakura編集部_Keiko.H

SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。


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