歌舞伎にも登場!古くから全国で親しまれた縁むすびの神様『結神社』


ご利益アイテム
◆お守り「縁むすび赤い糸」
若い女性を中心に赤い糸のお守りが人気!
全国から縁を求める人が訪れる縁むすびの神社。この世のすべてのものを産み、つくり出した産霊(むすひ)の神様が祀られています。若い女性に人気のお守りは結ばれた赤い糸。
なお、縁むすびとは恋愛だけでなく、さまざまな人や物事とのご縁が含まれています。
「縁むすび赤い糸」300円
運命の人と結ばれる“赤い糸”をイメージして、赤く細い組紐を円状に結んだお守り。ご利益対象はすべてのご縁。また、「しじゅうご縁」がありますようにと45㎝の長さになっている。なお、恋愛のみの赤い糸は200円。

縁むすびのかわいい絵馬もあります
願い事を書き入れて神社に奉納。
右上の小さなハートはくりぬいて持ち帰ることができます。
お守りとしてお持ちいただき、願い事が叶ったらハートを戻しに結神社へ。
「恋愛成就絵馬」500円

パワースポットをご紹介してくれたのは…
宮司 加納さん
縁むすびとは恋愛だけでなく、出会う人や仕事など、さまざまなご縁が含まれています。

天の高天原に最初に生まれた神々を祀る
結神社の創建は平安時代末期の嘉応年間(1169年頃)。一説には奈良時代よりもやや古いとされ、「古事記」に最初に現れる 天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)、高御産霊尊(たかみむすびのみこと)、神御産霊尊(かみむすびのみこと)3柱が祀られています。
結神社の「むすぶ」は 高御産霊尊と神御産霊尊の「産霊(むすび)」の名前に由来しています。 むすびとは、この世のすべてのものを産み、造り出し、また、すべてのことをまとめる和合円満を意味しています。そのため、縁結びや五穀豊穣の神様として信仰され、歴史上の人物も数多くここを訪れ、さまざまな紀行文や歌などにも”むすぶ神”として登場しました。
地元では結大明神とも呼ばれ、古くから生産・縁結びにご利益のある神社として親しまれてきました。今でも、恋愛だけでなく仕事などの全ての縁を結ぶ神社として親しまれています。

恋物語「照手姫伝説」で縁むすびの神様として有名に
結神社を縁結びの神様としてもっとも有名にしたのは、歌舞伎や浄瑠璃の演目「小栗判官と照手姫」の恋物語に登場する神社であったことと考えられます。その恋の伝説は次の通りです。
時は室町時代、応永30年(1423年)のこと。武蔵国相撲の郡代である横山の娘・照手姫は、恋仲であった小栗判官小次郎助重を父親によって殺され、その仲を引き裂かれてしまいます。
嘆いた照手姫は、結大明神(結神社)に7日間祈願したところ、大明神のお告げを授かることができました。お告げを実行すると小次郎は生き返り、姫とついに再会することができたのでした。
これを聞いた人々はここを縁むすびの神様と崇め、信仰したといわれます。

戦国時代に信長が戦勝祈願!
天正3年(1575年)、武田勝頼と長篠での合戦を控えた織田信長が、家来に結神社で戦勝祈願をさせました。長篠の合戦で勝利を収めた信長が神社に奉納した槍一筋と朱印状は今も残されています。
江戸時代には参勤交代の大名や商人、歌人たちも多くがここに立ち寄り、参拝したといわれています。

結神社 総代代表 大平 好樹さん
めぐり逢いは必ずあるはず。しかし、そこで言葉を掛け合わないと恋愛は始まりませんと、前宮司さんはおっしゃっていました。

この記事を書いた人

SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。


岐阜咲楽|パワースポッ… 【岐阜・愛知近郊のご利益がいただけるパワースポットを咲楽(さくら)編集部がご紹介!】 年末・年始など節目に訪れたい神社仏閣を、咲楽編集部が厳選しレポートします!…
いいね👍体験口コミ