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モネの池

モネの名画「睡蓮」の世界を3Dにしたかのような美しい池

関市のモネの池
モネの池(ⒸSAKURA編集部)

編集部独自調査!クールポイント
■ 冷涼で美しい湧き水
 湧き水のため、年間を通して水温はおよそ14℃。透明感のある池で涼感アップ!

フランスの画家クロード・モネの名画「睡蓮」にそっくりな優美な風景が見られると有名な池が、関市内の通称「モネの池」。根道神社境内にある名もなき池でしたが、SNSで話題となり、全国的に知られるようになりました。

透明度の高い湧水池で、水草が漂い、錦鯉が泳ぎ、初夏からはスイレンの花も咲き誇ります。その様子がモネの名画のようだと多くの人がカメラやスマートフォンで撮影していきます。スイレンの花は、例年6月下旬〜8月のお盆頃まで咲くため、夏はおすすめの鑑賞シーズンです。

なお、スイレンの花が咲くのは午前中のみ。気温によって異なりますが、通常、午前9時頃から花が開き始め、11時頃に一番大きく開きます。花が咲いた池の様子をカメラに収めたいならば、午前中に訪れるのがおすすめです。

モネの池ができたワケ

モネの池は、 観光目的で作られた池ではなく、根道神社の参道脇に人工的につくられた農業用のため池(貯水池)です。 1980年頃 、高賀山の伏流水を利用して、灌漑用に整備されました。1999年頃には、池の近くで花苗の生産販売を行うフラワーパーク板取の経営者が池にスイレンを植えまた、地元住民が錦鯉を放したといいます。このようにして意図せず、現在のような美しい池が出来上がりました。そして、2015年頃、SNSでこの美しい池の情報が拡散され、観光客が急増しました。

一年中楽しめる美しいモネの池

モネの池は、一年中、美しい景観を楽しむことができるスポット。初夏から盛夏にかけてはスイレンの花が咲いたモネの名画そのものの風景が広がっています。スイレンの花が咲いていなくても、透明度の高い池に水草が漂い、錦鯉が泳ぎ、美しい写真が撮れます。ただし、雨の後2~3日は水が濁るので注意しましょう。

11月上旬頃には池の周囲にあるモミジの木が赤く色づき、水面に紅葉が映り、独特の秋景色が見られます。冬になると、雪景色の中でも変わらぬ池の様子も風情があります。モネの池は湧き水のため、年間を通して水温は14℃。そのため、冬でも凍りません。池にある水草のコウホネは、冬に咲くと水温が一定で枯れにくいため、黄色からオレンジ、赤色へと花の色が美しく変化していきます。四季折々のモネの池を楽しんでみませんか。

名画のような美しい池
モネの池

モネのイケ

岐阜県関市板取白谷448 根道神社境内(フラワーパーク板取に隣接)
アクセス:【バス】JR「岐阜駅」より岐阜バス・岐阜板取線で「ほらどキウイプラザ」へ、板取ふれあいバスに乗り換え「白谷あじさい園」下車、徒歩150m
【車】 東海北陸自動車道「美濃IC」より45分 。美濃IC→国道156号線→県道81号線→国道256号線→関市板取白谷

0581-57-2111(関市役所板取事務所)
終日開放
年中開放
有(無料)
https://sekikanko.jp/spot_post/162

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

Sakura編集部_Keiko.H

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