桃色のお花畑、湿原植物、分水嶺、滝……標高約900mのひるがの高原は見どころ盛りだくさん!
編集部独自調査!クールポイント
■ 標高約900mの高原
ひるがの高原の8月の平均最高気温は27℃。さらに山頂エリアまで登るとふもとよりも2℃ほど低くなります。
岐阜県のほぼ中央に位置するひるがの高原は、 標高約900m、約2kmに渡って広がる高原です。高原の西には、長良川の源流である大日ヶ岳(標高1709m)、東にはひるがの高原スキー場があり、盆地状の地形を形成しています。高原の南西側には、太平洋と日本海を分ける分水嶺があり、見どころのひとつ。 かつては野生の動植物の聖域といわれたひるがの高原には、現在でも昔の名残で湿原が点在。珍しい湿原植物を観察することができるの植物園もあります。
夏のひるがの高原は過ごしやすい避暑地といえます。 標高が高いため、夏は涼しく、冬は雪が多い土地柄。 8月の平均最高気温は27℃で、朝晩は18℃以下になる日も少なくありません。朝もやのかかった涼しい高原を散歩するのは最高の気分です。なお、秋の紅葉は10月下旬から。夫婦滝や分水嶺公園、大日岳などが赤や黄色に染まります。
無料で自然を楽しめるスポット①「ひるがの湿原植物園」
ひるがの湿原植物園は、ひるがの高原で最も手付かずの自然を残す湿原。約2.2haの敷地の一部には池や芝生などが整備されていますが、その奥にはひるがの湿原の昔の面影が残されています。
園内には、ワタスゲやキンコウカをはじめとする湿原植物が自生しているほか、ひるがの高原では数が減ってしまったコウホネやヒツジグサなどの植物も移植され、保護されています。花が咲く様子を楽しめるのは、主に4月中旬~9月中旬まで。また、令和2年度より、分水嶺公園との行き来もできるようになりました。
【ひるがの湿原植物園】
■住所/ 岐阜県郡上市高鷲町
■開園期間/4月下旬~10月上旬 ※変更の場合あり
■開園時間/9時~16時30分
■休園日/開園期間中は休園日なし
■料金/入園無料
無料で自然を楽しめるスポット②「分水嶺」「夫婦滝」
ひるがの湿原植物園の西に隣接する分水嶺公園は、ひるがの高原の見どころのひとつ。せせらぎの水がここで日本海側と太平洋側に分かれて流れていく様子を確かめることができます。奥には散策路も少々あり、写真撮影スポットとしてもおすすめ。一方、 ひるがの高原の南部にある夫婦滝は長良川最上流の滝です。国道156号線を大きく回ったカーブの奥にあり、 駐車場から約200mほど歩くと滝にたどり着きます。落差17m、ふたすじに分かれて落ちる夫婦滝は、夏におすすめの納涼スポットです。
お花畑を楽しめる有料スポット「ひるがのピクニックガーデン」
夏から秋にかけてのひるがの高原スキー場は「ひるがのピクニックガーデン」として趣を変えて開園。山頂エリアでは、 品種改良されたペチュニア 「桃色吐息」が約4万株咲き誇るお花畑を楽しめます。 桃色吐息の花は中心部が白く全体が濃い桃色で、7月~10月までの長期間に渡って咲き誇ります。 また、 ゲレンデに広がる1万株のコキアも見どころ。夏は爽やかなグリーン色ですが、9月下旬からは紅く染まった姿を見せます。
【ひるがのピクニックガーデン】
■住所/ 岐阜県郡上市高鷲町ひるがの4670-75
■開催期間/7月16日(土)~10月16日(日)
■開園時間/9:00~17:00
■休園日/期間中無休
■料金/入園料:大人500円・小人300円、リフト(往復):大人800円・小人500円
標高約900mのレジャーエリア
ひるがの高原
ヒルガノコウゲン
岐阜県郡上市高鷲町ひるがの
アクセス:【電車】長良川鉄道「美濃白鳥駅」より岐阜バス「ひるがの高原」下車
【車】東海北陸道「ひるがのSA」スマートICより5分
0575-73-2241(高鷲観光協会)
有(無料)
http://hirugano.net/
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。
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