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縄文洞

懐中電灯の明かりだけで進む、ドキドキの鍾乳洞ミステリーツアー

郡上の縄文洞
地面からタケノコのように生える石筍や巨大な石柱が見られる幻想的な「月宮殿」。
(画像提供/縄文洞)

編集部独自調査!クールポイント
鍾乳洞の気温は年間一定
 洞内の気温は年間を通じて15℃のため、夏はひんやり心地よい!
■ミステリーツアー
 真っ暗な洞窟内を懐中電灯の明かりだけで進むドキドキ、ハラハラツアーで気分的にも涼感アップ!

縄文時代の住居跡が発見されたことから名づけられた縄文洞(縄文鍾乳洞)は、大滝鍾乳洞の近くにあり、受付も大滝鍾乳洞で行います。遺跡のほかに高純度の鍾乳石や石筍(※1)、石柱(※2)、虫食い天井などの自然の造形美を楽しめる鍾乳洞です。
(※2)石筍(せきじゅん)=石灰洞の中で上から垂れ下がる鍾乳石(つらら石)と対になり、床からたけのこ状に成長する炭酸カルシウムの沈殿物(鍾乳石)
(※3)石柱(せきちゅう)=つらら石と石筍がそれぞれ成長してくっつき、柱状になった鍾乳石


縄文洞の大きな特徴は、懐中電灯の明かりのみで洞窟内を探検していくミステリーツアー方式であること。ツアーと言ってもガイドはつかず、自分たちだけの力で進んでいきます。大滝鍾乳洞よりも洞内のアップダウンが少なくて比較的歩きやすく、通路が迷路状になっていることからこの方式が採用されたといいます。家族や友達とワイワイ、ドキドキ地中探検にチャレンジしてみませんか。所要時間は20分~40分。

【注意事項】
※ガイドは付きません
※洞内は滑りやすいので歩きやすい靴が必須
※ヘルメット、懐中電灯は無料貸出あり

鍾乳洞の縄文洞
いくつもの石筍がそそり立つ「絶句の間」。
(画像提供/縄文洞)
郡上八幡の縄文洞
さまざまな姿を見せる鍾乳洞。
(画像提供/縄文洞)
縄文洞の鍾乳石の滝
ダイナミックな鍾乳石の滝。
(画像提供/縄文洞)
縄文洞の洞内
洞内の階段。
(縄文洞)
郡上八幡の縄文洞
どちらへ行こうか迷う分かれ道。ひとつは行き止まり。
(画像提供/縄文洞)
縄文洞の入口
木の橋を渡っていく縄文洞の入口。
(画像提供/縄文洞)

縄文時代に人々が暮らした跡を見学!

昭和45年(1970)、洞窟の最上部にあたる5.8㎡の空間から、縄文時代早期~晩期の土器や弥生土器を発見。ここは縄文・弥生時代に断続的に利用された住居遺跡であることが判明しました。遺跡名は安久田地獄穴洞窟遺跡で、発見された縄文土器4点は岐阜県の重要文化財に指定されています。

遺跡は縄文洞ミステリーツアーの中で見学可能。縄文人の人形なども置かれているため、当時の人々の暮らしぶりを垣間見ることができます。

縄文洞の縄文人住居跡
縄文人住居跡(画像提供/縄文洞)
縄文時代の遺跡がある鍾乳洞
縄文洞

ジョウモンドウ

岐阜県郡上市八幡町安久田1553
  ※受付は大滝鍾乳洞(岐阜県郡上市八幡町安久田2298)
アクセス:【電車】長良川鉄道「郡上八幡駅」よりタクシーで15分
【車】東海北陸道「郡上八幡IC」から15分 ※受付の大滝鍾乳洞から車で約3分 

0575-67-1331(大滝鍾乳洞)
9:30~16:30
夏休み・GW期間中無休。通常は土日祝のみ営業。12月~3月は休業
中学生以上500円、5歳~小学生250円
 ※大滝鍾乳洞とのセット券あり
有(無料)
http://www.ootakicave.com/

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

Sakura編集部_Keiko.H

SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。

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