★ 【最新版】大人も楽しめる!子連れテーマパーク★
常識も平衡感覚もグラグラになる⁉養老の不思議アートスポット
緑豊かな里山に広がる養老公園内に、突如出現する巨大なアート作品が養老天命反転地です。世界的に活躍した現代アーティスト荒川修作(1936~2010)と、詩人マドリン・ギンズ(1941~2014)のプロジェクトにより、1995年、体験型アートのテーマパークとして実現しました。養老天命反転地の「天命反転」とは人間の宿命を変革させるという意味。非日常的なこの作品を体験することで、常識をくつがえし、体の感覚の再構築を図り、希望ある未来にしていこうという意図を持っています。
作品は、メインパビリオンである「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2部構成。約1.8haの広大な敷地内には人工的な地平線が数多く配置され、平面や垂直のラインがほとんどないため、平衡感覚や遠近感が混乱してきます。また、点在するカラフルな建物や変わった形の建物はどれも中に入ることができ、内部でも不思議な体験を味わえます。
このアート作品をどのように受け取るかは自分次第。異質な空間の中で 五感をフル回転させ、自分自身の新しい可能性を見つけてみませんか。思いきり体を動かせるように、運動靴やズボンなどの動きやすい服装がおすすめ。入場時に渡されるパンフレットに掲載された“使用法”に目を通せば、より濃い体験ができることでしょう。
斜面やでこぼこ小径、迷路ばかりの非日常的空間へ
《今注目はコレ》SNS映えするアートなトリック写真が人気!
まるでおとぎ話の中に入ったかのような摩訶不思議な光景が広がる養老天命反転地は、昨今、SNS映えスポットとしても人気を集めています。例えば、養老天命反転地記念館(トップ画像参照)の内部は、上下の対壁とカラフルな色彩がポップな絵画のような空間。両手を上げて撮影した画像を上下さかさまにすれば、逆立ちしているような不思議な写真に仕上がります。すべてがアート作品である同園には、絵になる風景が目白押し。自分だけのお気に入りスポットを見つけて、傾斜や遠近法などを上手に使いつつ撮影を楽しんでみませんか。
養老天命反転地で撮影したという画像をSNSで見て、私も撮ってみたいと思って訪れました。仲良し3人グループで来たのは大正解!交替でカメラマンになって楽しみました。
迷路のような家の秘密は⁉「極限で似るものの家」
岐阜県の形をした屋根が特徴のメインパビリオン。中は迷路のようになり、どこからでも出入りができます。建物の中を探索する際には、茶色に塗られた天井部分にも目を向けてみましょう。1階部分をそのまま反転した世界が広がっています。この家に住んでいるつもりで、しばし時間を過ごしてみるのもいいですね。
でこぼこ小径を歩こう!「楕円形のフィールド」
「極限で似るものの家」を分割した9つのパビリオンが点在するフィールド。対をなす丘とくぼみ、148もの曲がりくねった回遊路などは、そこに立つだけでわくわくします。バランスを失うことを恐れるよりも、それを楽しむのがいいのだとか。ただし、怪我には気をつけて。人工的な地平線を設けているため、高所からの眺めも素敵です。なお、大小5つの日本列島が各所に散らばっているので、それも探してみましょう。
体験型の巨大アート作品
養老天命反転地
ヨウロウテンメイハンテンチ
岐阜県養老郡養老町高林1298-2
アクセス:【電車】養老鉄道「養老駅」より徒歩約10分 【車】東海環状自動車道「養老IC」より約10分
0584-32-0501
9:00~17:00(入場は16:30まで)
月曜(祝日の場合は翌平日)※荒天時は臨時閉園の場合あり ※令和4年7月より火曜休園に変更
大人770円、高校生510円、小中学生310円
有(無料)
https://www.yoro-park.com/
※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。
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