夏にひんやり心地よい関ケ原の鍾乳洞!自然の造形美を満喫しよう!
編集部独自調査!クールポイント
■ 鍾乳洞の気温は年間一定
洞内の気温は年間を通じて15℃に保たれており、夏はひんやりクール!
■清水の水温も年間一定
洞内を流れる清水の水温は年間を通じて12℃。透明なせせらぎに涼感アップ!
鍾乳洞とは、石灰岩が地表水や地下水などによって浸食されてできた洞窟のことです。 見どころは、鍾乳石が作り出す天然の造形や奇観。関ケ原鍾乳洞では、約2mの鍾乳石「玉華殿」や「巨人の足」をはじめ、「遊仙台」「鬼子母の間」「高砂台」「昇竜の間」「霊亀の渕」「昇天洞」「哄笑窟」など、各エリアに鍾乳石の造形がイメージさせる名前をつけています。長い年月をかけて作り出された摩訶不思議な造形美を楽しみましょう。
洞内の温度は一年を通して約15℃と安定しているため、夏はひんやり涼しく、冬は暖かいのが特徴。特に真夏は、炎天下の屋外に比べて、鍾乳洞は天然のクーラーが効いた心地良い納涼スポットになります。
関ヶ原鍾乳洞の入口から出口までは518mで、所要時間は約20分と気楽に見て回れるコース。また、洞内の回遊路は全面舗装され、階段のない平坦なコースになっているため、高齢者やベビーカー、車椅子の人でも安心して見学することができます。
この他、洞内では、古生代の化石やニジマスが泳ぐ清水が見られるほか、約2000年前、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が飲んだといわれる「玉倉部の清水」なども入口横にあり、夏休みの一日を興味深く過ごすことができるでしょう。
古生代の化石や透明な清水、伝説の碑も見どころ
関ヶ原鍾乳洞の見どころは鍾乳石以外にもあります。洞内の岩をよく見れば、ウミユリなど化石を見つけることができます。 ウミユリは、太い茎の上に花が付いているように見える古生代の生きもので、丸い平板が積み重なって茎をつくっています。化石では茎の部分がよく残されているので、探してみましょう。
洞内を流れる透明な清水にも注目。水温12℃の冷涼なせせらぎでは、涼やかに泳ぐニジマスの群れを見ることができます。 ニジマスは、体側に虹のような帯状の赤い線が走っているのが特徴です。
また、鍾乳洞の入口には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の碑が立っています。日本武尊は日本古代史の伝説上の英雄。日本国家の統一のために各地に遠征していましたが、あるとき伊吹山で神に打ち倒され、フラフラになりながら山を降りてきました。そして、立ち寄ったのが、関ヶ原鍾乳洞の横にある玉倉部の泉水であると言い伝えられています。
清水が流れる西美濃の鍾乳洞
関ヶ原鍾乳洞
セキガハラショウニュウドウ
岐阜県不破郡関ケ原町玉1328-3
アクセス:【電車】JR東海道本線「関ケ原駅」よりタクシー7分【車】名神高速「関ケ原IC」より5km、7分
0584-43-0092
[7月・8月] 9:00~17:30
[3月~6月・9月~11月] 9:00~17:00
[12月~2月] 10:00~16:00
※入洞は30分前まで
[7・8月]無休
[9月~11月、3月~6月] 水曜休
[12月~2月] 火・水・木曜休、12/31・1/1
中学生以上700円、小学生300円、3歳~200円
有(無料)
http://www12.plala.or.jp/tamakan/index.html
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。
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