約15万本のういろを製造、販売

和菓子(ういろ)製造・卸し・販売
こだわりの製法で作る岐阜の銘菓米粉麺フォーの店も展開、人気集める♪
長良川鵜飼のシーズン真っただ中。観光客で賑わう鵜飼観覧船待合所の一角に長良ういろの直営店「鵜飼茶屋しゃぐ」があります。ういろ商品のほか、ういろ入りの餡ころ餅「金華山」と、しっとりとした食感の生ういろ「鵜ノ色」の店舗限定品、各種ドリンクなどを販売しています。長良ういろの商品は岐阜のお土産物として、喜ばれています。
ういろを作り続け、来年創業60年を迎えます。3代目となる浦瀬将孝社長は「米農家だった祖父が米粉を使って作れる商品を、とういろの製造を始めた。地元のモノをうまく使い、商品をプロデュースしていくのが社のコンセプト」と話します。同社では米粉を作る際、ローラではなく、熱が伝わりにくい石臼の杵つき機を使います。この製法はでんぷんの主成分、アミロペクチンが損なわれないそうです。その結果「より細かい米粉に仕上がり、もっちりとした食感、口どけが良い特徴のういろになる」と浦瀬社長。井戸水を使って製造しており、本社工場がある山県市の地下水は硬水で、ういろの製造には相性が良いそうです。
「ながらういろ」の名で販売する商品は、通年品が売り上げナンバーワンの「栗むし」や「さくら」、「抹茶」など、季節限定品は地元山県市の名産「利平栗」が入る「栗」や本巣市産の富有柿を使った「柿」、「枝豆」など各6種類。ういろの製造は年間約15万本にもなります。本社と鵜飼茶屋のほか、岐阜市内の旅館や道の駅などで販売されています。さらに地元山県市から依頼を受け、今年秋に同市美山地域で栽培されてきた伝統野菜「桑の木豆」を練り込んだういろを販売する予定です。
米粉麺の分野へ幅を広げており、「グルテンフリーの米粉の良さ、おいしさを広めたい」(浦瀬社長)と一昨年春、岐阜市の伊奈波神社近くの古民家にフォー専門店「フォーヌー」を出店しました。
最近ではキッチンカーで県内外のイベントに出向いて、フォーを提供しています。浦瀬社長は「米粉麺は歯切れがよく、腸に優しい。介護食、健康食として今後いろいろな展開ができる」と先を見据えました。

フォーヌーの米粉麺は老若男女を問わず好評です!(©️SAKURA編集部)
限定品も並ぶ茶屋しゃぐ




会社概要
株式会社長良ういろ
■創業/1966年
■住所/山県市高富1247-4
■代表/浦瀬将孝
■従業員/15人
■Tel/0581-22-1588 フリーダイヤル0120-209-188(平日9:00~16:00)
■オンラインショップ/https://www.nagara-uiro.jp/
株式会社長良ういろ
カブシキガイシャ ナガラウイロ
岐阜県山県市高富1247-4
0581-22-1588
0120-209-188 (平日9:00~16:00)
平日10:00〜18:00 土日10:00〜19:00(鵜飼茶屋しゃぐ)
https://www.nagara-uiro.jp/
nagara_uiro_shag
この記事を書いた人

SAKURA編集部の_Gouji.Nです。
高校野球などスポーツ観戦やお笑い、ラーメンが大好きです。愛する地元岐阜を駆け巡って、読者の皆さんに楽しい話題をお届けしたいです!
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