岐阜咲楽|ぎふレポ!|26/7/29(水)開催レポート
令和8年度 科学大好きセミナー

夏休みの親子24組で学ぶ、ガラスびんの不思議を楽しく体験!

日本耐酸壜工業㈱の高井さん(左)堤さん(右)と参加した子どもたちでハイチーズ!(©️SAKURA編集部)

7・8月の夏休み期間中、スイトピアセンターで開催されている「科学大好きセミナー」。第3回目は「ガラスびんの“不思議”を体験しよう」をテーマに、大垣市に本社を構え、ガラスびん製造で国内トップクラスのシェアを誇る日本耐酸壜工業(株)が講師を務めました。

24組の親子が参加し、実験を交えながらガラスびんの作り方や特徴、優れた性能について学習。身近なガラスびんの魅力や環境への役割についても理解を深め、親子で楽しく科学に触れる機会となりました。

(©️SAKURA編集部)

まずは、日本耐酸壜工業(株) の高井さんから会社の歴史とビンの製造について学びました。参加者の皆さんは”へぇ~知らなかった””すご~い”と反応しながら興味津々に耳を傾けていました。

お話を聞いたところで、初めにラムネの開栓体験からスタート!実は、このラムネびんは大垣市の日本耐酸壜工業(株)が最も多く製造している製品の一つだそうです。ラムネは日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ、アジア、中東など世界97カ国で親しまれており、大垣市で作られたガラスびんが世界へ届けられています。
「それでは、まずはみんなでラムネを開けて飲んでみましょう!」と高井さん。キャップラベルを外し、びんの口をしっかりと押さえながら一気に開栓。「プシュッ!」という音とともに、子どもたちは楽しそうにラムネを味わっていました。

ラムネ、上手に開けられるかな?(©️SAKURA編集部)
「ラムネは世界97ヵ国で飲まれているんだね!」
(©️SAKURA編集部)

次はガラスびんの作り方、製造工程について学びます。
「ガラスのびんは何からできているか知っていますか?」このガラスびんの主な原料は珪砂(けいしゃ)、ソーダ灰、石灰石の3種類。また、使用済みのガラスびんを砕いた「カレット」と呼ばれるものも原料として使用されており、原料の約8割を占めているとか。
飲み終わったガラスびんをリサイクルしてまた新たに作る、資源を繰り返し活用できることも、ガラスびんの大きな特徴ですね。

次に、4択のクイズ形式でガラスびんとそれ以外の素材を使った入れ物を比較してみました。ガラスびん、スチール・アルミ缶、紙パック、ペットボトルを比べながら、それぞれの特徴について学びました。

まず紹介されたのは、ガラスびんの丈夫さについて。とても高い温度で形作られるガラスびん、製造時には急激に冷やさずにじっくりと時間をかけて冷ます「徐冷(じょれい)」という工程がとても重要になります。それを行うことで、ひずみの少ない丈夫なびんが完成します。ここで実際に徐冷・ひづみの実験を行いました!
「ぱりんっ!」と一気に割れるガラスびんの音にびっくりする子どもたち、一瞬にして割れてしまいました。

ビン作りに重要な徐冷(ひずみ)の実験。ビックリ!割れた!(©️SAKURA編集部)

また、ガラスびんとペットボトルを比べた酸化のお話。
炭酸入りのペットボトルドリンクを飲むとき、蓋を開けると「プシュッと」音がしますよね。実は開ける前にもペットボトルは酸素を通す素材のようです。初めて知りました!

それに対して、ガラスびんは酸素も二酸化炭素も一切通さないため、中身の品質を長く保つことができます。次の実験では、緑茶を使って酸化の違いを学びます。酸素が入ると緑色のお茶は茶色へと変化しますが、ガラスびんなら酸化を防ぐため色は緑色のまま変わりません。
参加者たちは1人各1本ずつペットボトルとガラスびんの中に緑茶を注ぎ、この夏休み期間どのように色が変化していくか観察をする宿題が出ました。さぁ家庭での毎日の観察が楽しみですね!

(©️SAKURA編集部)
(©️SAKURA編集部)
緑茶を使ったペットボトルとビンの酸化実験。どう色が変わるか夏休みに観察してみよう。(©️SAKURA編集部)
(©️SAKURA編集部)
(©️SAKURA編集部)

さらに、ガラスびんはにおいや味移りが少なく、ほとんどの成分と反応しない素材とのこと。何度溶かしても同じ品質のガラスとして再生できるほか、洗浄するだけで繰り返し使用できるリターナブルびんとして活用できる点も魅力的です。

多くのメリットがあるガラスびんですが、重さがあることと割れることが弱点です。そのため、観光地のお土産品など、高級感や特別感を演出したい商品によく使用されています。

また、「大切に扱ってほしい」という思いが込められていることも紹介され、子どもたちはガラスびんの価値や環境へのやさしさについて理解を深めていました。

(©️SAKURA編集部)
瓶の底にある「NT」の刻印は「日本耐酸壜工業(株)」が製造したガラス瓶であることの印(©️SAKURA編集部)
(©️SAKURA編集部)
(©️SAKURA編集部)
親子で参加されていたご家族。
「知らないこともたくさんあって学びでした」「楽しかった♪」(©️SAKURA編集部)

ガラスびんの特徴とは?

日本耐酸壜工業㈱ 高井さん

「多くのメリットがあるガラスびんですが、重さがあることと割れることが弱点です。そのため、観光地のお土産品など、高級感や特別感を演出したい商品によく使用されたり、他の素材と異なる場面で活躍しています。また、割れやすいからこそ「大切に扱ってほしい」という思いも込めて作っています」

大垣スイトピアセンター
科学大好きセミナー

カガクダイスキセミナー

岐阜県大垣市室本町5-51
アクセス:JR大垣駅から西へ文化通りを車で5分、大垣市立興文中学校の向かい

問/指定管理者(公財)大垣市文化事業団
0584-82-2310(お問い合わせ9:00~17:00)
9:00〜21:00
文化会館 展示室9:00~17:00
こどもサイエンスプラザ/コスモドーム/水のパビリオン/アートギャラリー9:00~17:00
火曜(祝日の場合はその翌日)
  祝日の翌日(その日が日曜または火曜にあたる場合はその翌日、その日が月曜または土曜にあたる場合はその翌々日)
  年末年始(12月29日〜1月3日)
入館無料(一部イベントやセミナー参加費は別途)
有(有料※8:30〜21:00)
一般車475台/200円※2時間まで無料、大型車3台(要予約)/500円※2時間まで無料
大垣スイトピアセンター
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大垣市文化事業団

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Ayano.T

SAKURA編集部_Ayano.Tです!
5歳と2歳姉妹のママとして奮闘中♪カフェ・洋服・音楽・ダンスが大好きです。休日はとにかく外に出たい(笑)美味しいもの、お洒落なもの、子どもの写真を撮ることがお気に入り♡
ママ目線も大切にしつつ、地域密着のワクワクする情報をお届けしたいと思います!

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