歌舞伎で地域を盛り上げよう!
令和6年4月4日に岐阜町若旦那会による第11回岐阜まち歌舞伎が行われます。それに先立ち顔寄せ手打ち式が行われ、昨年の役者から、今年の役者へとお役目を渡す“年番渡し”の儀式や、演目の発表が行われました。今年度の役者の皆さんは、緊張した面持ちで意気込みを語りました。今年の演目は岐阜にもゆかりのある『有難恵景清(ありがたきめぐみかげきよ)』です。お囃子は地域の子どもたちが稽古を重ねて参加します。今年は柴橋市長もゲスト出演し、民官共に盛り上げるので乞うご期待!
開催日 : 令和6年4月4日
会場 : 伊奈波神社 参集殿
歌舞伎でまちを盛り上げよう
岐阜町若旦那会は2010年に岐阜町(現在の金華京町地区)の商店や寺院の跡継ぎ世代が、人が訪れたくなる町を
めざして、設立。岐阜町魅力発見や発信につとめています。岐阜まち歌舞伎 はそのイベントのひとつです。
“岐阜まち歌舞伎”とは?
岐阜まち歌舞伎は地元に活気を取り戻すため戦前まで演じられていた地歌舞伎を復活させようと金華・京町地区の商店主たちによる岐阜町若旦那会が10年近く前から、岐阜祭奉賛という形で毎年4月に公演を行っています。
顔寄席手打ち式の様子
趣のある旧麩兵邸にて、厳かな空気の中、昨年の役者から、今年の役者へとお役目を渡す”年番渡し”の儀式や、演目の発表が行われ、役者の皆さんは杯を交わして一本締めをしました。本番まで、歌舞伎とお囃子の稽古が続きます。是非、皆さん4月4日、足を運んでくださいね!
岐阜まち歌舞伎の様子
4月4日当日は、伊奈波神社の桜も満開でした。多くの観覧者がつめかけ、観覧席が足りないほどでした。長唄に合わせ、岐阜町お囃子教室の皆さんも演奏を披露。練習の甲斐あって、迫力の舞台が繰り広げられました。歌舞伎の舞台からは、各出演者の熱気が伝わり、おひねりが投げ入れられたり、惜しみない拍手喝さいが沸き起こりました。これからも、地域の未来を考えながら、地元を巻き込んで、盛り上げていきたいと、若旦那会4代目会長、山本慎太郎さんは熱く語られました。
岐阜県は32にも及ぶ地歌舞伎があり全国1位を誇ります。地元を盛り上げる『岐阜まち歌舞伎』これからも地域を巻き込んで盛り上げていってほしいですね!
この記事を書いた人
SAKURA編集部Shino.Gです。美味しいものやドキドキワクワクすることを求めて、あちこち全国飛び回るのが大好きです♪美術館巡りのついでに旅先のカフェやスイーツ店、産直市場を探して楽しんでいます。最近は趣味のお菓子作りに加えて、旬の果物でジャムを作るのにハマっています。美味しい情報をどんどん発信していきます!
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