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美濃山県元気ファーム

黒ニンニクを加工、販売する建設会社10,000㎡の畑で6トンを生産「美濃山県元気ファーム」

「手塩にかけた黒ニンニクを食べて、パワーを付けてください!」(画像提供:美濃山県元気ファーム)

ニンニク、果物の加工、販売部門を持つ建設会社

こだわりの長期熟成でマイルドな味を生む栄養満点『山県の特産品』

梅田建設は元気ファーム事業部を立ち上げて、ニンニクを栽培。黒ニンニクとして加工、販売を行う六次産業化に取り組む。『元気の源 黒にんにく』のブランドで販売し、山県市の特産品になっている。
地域活性化を目的に市の後押しを受け、2008年に鳥獣被害が少ないニンニクの栽培を始め、その後採算性が良い黒ニンニクの製造、販売に切り替えた。
農場長の牧之内清さんは「収穫したニンニクの玉は乾燥させて水分を抜いた後、手作業で8~10片に分割して高温熟成させると、特有の匂いが消され、糖度が高くなります。うちの黒ニンニクは、さらに6カ月ほど低温熟成させることで、まろやかな味になるうえ、べたつきもなくなり、食べやすくなります」と説明する。
手間暇かけた工程により、「抗酸化作用、抗菌作用が生ニンニクの何倍も増幅します」と同社の梅田智美会長は太鼓判を押す。購入客からは「疲れが取れやすくなった」「朝の目覚めがいい」などと効果の声が寄せられている。

一面に広がるニンニク畑(画像提供:美濃山県元気ファーム)
美濃山県元気ファームの事務所兼店舗(画像提供:美濃山県元気ファーム)

プルーンのような食感と甘さの『元気の源 黒にんにく』

2023年度は約1万平方メートルの耕作放棄地を借りてニンニクを栽培、生産量は約6トンに上った。手作業で行う玉割り作業の時は従業員のほか、臨時パートとして地域の高齢者に協力を得る。梅田会長は「働きたいお年寄りたちの雇用づくりになる。みんな喜んで作業にあたってもらっている」と話す。
黒ニンニクのほか、イチジクや富有柿、イチゴなどのドライフルーツを「かじゅえりー」のブランドで加工、販売する。いずれも元気ファームの店舗やJAぎふ山県ばすけっと、ECサイト「楽天市場」などで販売。
梅田会長と牧之内さんは「20代、30代の若年層へ黒ニンニクの認知度をもっと高めていきたい。皆さんに元気になってもらうため、品質の良さを広めていく」と共通の思いを語った。

元気の源 黒にんにく(画像提供:美濃山県元気ファーム)
梅田智美会長(左)と牧之内清農場長(画像提供:美濃山県元気ファーム)

農業を通して、笑顔と幸せをお届けしたい

岐阜県やまがた市の大地で「元気の源」を作っています。
毎日の幸せは、日々の健康から始まります。私たちは農業をし、それをできるだけ自然に近い形で製造・販売しています。

(画像提供:美濃山県元気ファーム)
美濃山県元気ファームのドライフルーツ(画像提供:美濃山県元気ファーム)
(画像提供:美濃山県元気ファーム)

会社概要

美濃山県元気ファーム

■沿革/2008年 元気ファーム事業部設立
        ニンニク栽培開始
    2009年 黒ニンニク事業に参入
    2018年 岐阜県HACCP取得
        日本観光連盟中部支部長賞受賞
■従業員/8人

美濃山県元気ファーム

ミノヤマガタゲンキファーム

山県市松尾130-39

0581-36-3123
8:00~17:00
土曜、日曜、祝日
www.minoyamagata.jp/
eri@umedakensetsu.co.jp

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Gouji.N

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