奥の細道むすびの地ににぎわいスポット「船町ベース」誕生!
俵町に本社を置く菓子製造販売の老舗企業。2024年3月、話題の商業施設「船町ベース」を誕生させました。
水の都で育ったCEOが文化を継承していく。金蝶饅頭を生み出した老舗和菓子店も復活!
春は桜並木で彩られ、舟下りも風物詩となっている奥の細道むすびの地。この大垣市屈指の観光スポットに、2024年3月20日、和菓子店とカフェが併設するお洒落なにぎわいスポット「船町ベース」が誕生しました。菓子製造販売業を国内外で展開する栄光堂ホールディングスの新事業です。
ベースとは基地の意味で、この地で生まれ育った同社の鈴木伝CEOが、子ども時代に水門川近辺で基地を作って遊んだ思い出から、人々が集う楽しいスペースになることを願って名づけられました。
木をふんだんに使った平屋建築は、ブルーボトルコーヒーの店舗デザインを手がけた建築家・長坂常さんによるもの。窓が大きく、外と中の境を感じさせないデザインは、水門川や緑の遊歩道が続く景色にしっくりと馴染んでいます。
祝!金蝶饅頭の始祖である金蝶堂総本店がその名も新しく復活!「シン・金蝶堂」
船町ベース一番の目玉は、「金蝶堂総本店」が「シン・金蝶堂」として復活したこと。金蝶堂総本店は、大垣の銘菓「金蝶饅頭」を江戸末期に生み出した老舗。
2019年に惜しまれながら閉店しましたが、地元の和菓子ブランドを守ることを目的に同社が金蝶饅頭の商標権を買い取り、店を復活させました。商標権は店主の吉田大助さん(元・金蝶堂総本店6代目)に返還される予定です。
むすびの地に新カフェ登場!「船町ベースカフェ」
一方、むすびの地にかけた〝おむすび〟や和菓子に合うコーヒーなどを提供する「船町ベースカフェ」も併設。窓が大きく、公園内にあるような雰囲気のカフェ。コーヒーやおむすび、大垣のソウルフード「揚げオダマキ」などを楽しめます。
ここではさまざまなイベントも開催されていく予定です。時代に合った新規事業を鮮やかに打ち出していくのは、栄光堂ホールディングスの真骨頂と言えるでしょう。
栄光堂ホールディングス株式会社
代表取締役CEO 鈴木 伝氏
船町ベースは、金蝶堂総本店の復活から始まった企画です。かつて大垣の物流の中心で、文人墨客も集った奥の細道むすびの地の「船町湊」のように、にぎわいを作り出していきたいと思います。
会社概要
栄光堂ホールディングス株式会社
■設立/明治10年創業
■特徴/昭和初期におもちゃ付きキャラメル「ゼリコ」を製造販売して人気を博し、海外進出。平成20年よりクレーンゲーム用のお菓子などを手掛け、アミューズメント施設向け菓子卸事業が国内トップシェアに。また、積極的にM&A活動を行い、多くのお菓子メーカーの存続をサポートしている。「船町ベース」はクラウドファンディング実施中。
栄光堂ホールディングス株式会社
エイコウドウホールディングスカブシキガイシャ
岐阜県大垣市俵町50
大垣市の「活性化・菓子文化」を提案する複合施設
船町ベース
フナマチベース
岐阜県大垣市船町2-1-1
アクセス:大垣市役所から南へ約550m
シン・金蝶堂
シン・キンチョウドウ
0584-47-7768
8:00〜17:00
水曜
船町ベースカフェ
フナマチベースカフェ
050-8888-4239
11:00~19:00(LO.18:30)
水曜(夏季休みなし)
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。
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