岐阜咲楽|ぎふレポ!|7/28(日)開催しました
動物愛護センター施設見学会

命の尊さ、施設の仕事を学ぶ 小学生 犬、猫に優しい眼差し

検査室では手術台などの説明を受けた。(©️SAKURA編集部)
岐阜県動物愛護センターの外観(©️SAKURA編集部)

小中学生と保護者計14人の参加者は、保健所から受け入れた犬、猫の譲渡や動物愛護の啓発活動などを担う施設の仕事について説明を受けました。手術などを行う検査室や一時様子を見る経過観察室を職員に案内され、熱心に聞いていました。さらに参加者は施設のふれあい犬と遊び、癒されていました。

新しい飼い主へ譲渡を推進

センターでは、県内の県立の保健所7か所、支所4か所から保護された犬、猫を受け入れ、ペットの希望者に譲渡しています。令和5年度は犬16頭、猫70匹を譲渡しました。保健所に保護された犬、猫のうち、重い病気の罹患や狂暴な性格など、譲渡の適正がない個体は同所で殺処分されます。

施設見学会では、センターの動物愛護係長、岡野司さんが参加者に、画像を見せながらセンターの仕事を詳しく説明しました。別の職員が譲渡の業務の流れに沿ってセンター内を案内してくれました。

センターの仕事の説明を受ける参加者(©️SAKURA編集部)

各部屋を見回り、熱心に説明を聞く

健康診断や不妊去勢手術、首の裏にマイクロチップを埋め込む施術をする検査室のほか、個別のオリに入れて体の様子を見る経過観察室、体を清潔にするトリミング室、さらに集団で飼い主が見つかるまで過ごす飼育管理室を見て回りました。熱心にメモを取る児童もいました。

犬の経過観察室を見学する。(©️SAKURA編集部)
猫の経過観察室はロビーからガラス越しに見ることができる。(©️SAKURA編集部)

ふれあい犬に参加者メロメロ

参加者はセンターのふれあい犬、雑種の「ぐぅ」、柴犬の「はんそで」とふれあいました。人懐っこい2頭に参加者はすっかり癒された様子でした。

多治見市から母親、妹と参加した小学3年生の女の子は「家で犬を飼っていて、センターの仕事に興味があり参加した。食事とかしっかり管理、工夫されて飼育されていると思った」と話していました。

譲渡できる犬、猫の情報は岐阜県動物愛護センターのホームページインスタグラムでご覧になれます。

ふれあい犬の柴犬と遊ぶ参加者。(©️SAKURA編集部)
ふれあい犬と遊ぶ参加者(©️SAKURA編集部)

岐阜県動物愛護センター/動物愛護係長/岡野司さん

犬、猫を飼おうとしている方に当センターを選択肢の一つにしてもらえれば

岐阜県動物愛護センター岡野司さん(©️SAKURA編集部)
岐阜県動物愛護センター

ギフケンドウブツアイゴセンター

岐阜県美濃市片知593

問/岐阜県動物愛護センター
0575-34-0050
13:30~15:00
https://www.pref.gifu.lg.jp/
gifuken_douai_center

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

当情報のアップデートや修正提案はこちらから

当情報に関する体験口コミコメントを見る、または投稿する


この記事を書いた人

SAKURA編集部_Gouji.N

SAKURA編集部の_Gouji.Nです。
高校野球などスポーツ観戦やお笑い、ラーメンが大好きです。愛する地元岐阜を駆け巡って、読者の皆さんに楽しい話題をお届けしたいです!


よかったらシェアしてね!

いいね👍体験口コミ

コメントする

5 × 2 =