年間50万袋を販売!『合名会社 山本佐太郎商店』

油、調味料卸・菓子類販売業
安心・安全な「大地のおやつ」シリーズ。油卸業を続けながら菓子開発などを展開
業務用の食用油、調味料の卸業のほか、「大地のおやつ」シリーズとして、かりんとうやビスケットの各種菓子類に加え、ふりかけなどを開発、販売を手掛けています。
1876(明治9)年に菜種の搾油販売を始めた創業者、山本佐太郎氏の名前が社名となり、来年150周年を迎える老舗です。その後、地元柳ケ瀬の飲食店を中心に食用油を販売、調味料や小麦なども扱う地元に密着した卸問屋として発展していきました。
四代目となる山本慎一郎代表は「地域とのつながりを持ってお客様との信頼を築き上げ、油を中心に時代の変化に対応しながら社業に取り組んでいる」と話します。
素材にこだわった商品の数々
さらなる業務拡大を目指して、2012年から販売するのが大地のおやつ。「子どもたちが大人になっても食べ続けてもらえ、毎日食べても体に負担の少ない安心・安全な素材にこだわった、おやつ菓子」がコンセプトといいます。
岐阜市在住の著名な和菓子職人の町野仁英さんと共同開発して販売する商品は現在、各種かりんとうやビスケット、あられ、バウムクーヘンなど21種類。小麦はビタミン、ミネラル豊富な全粒粉、砂糖は化学精製されていない鹿児島・種子島産の粗糖を使用するなど、素材にこだわっています。
卸業者として長年取引がある食品メーカーなどに依頼して商品を製造。大地のおやつの製造量は年間50万袋に及ぶといいます。


おいしい商品を追求し続ける同社は、和食レシピサイト「白ごはん.com」を運営する料理研究家、冨田ただすけ氏と共同開発。カツオやシイタケから配合した、だしブレンド品「だしブレンド」、「ごはんふりかけ」など4種類の無添加のふりかけは評判の味。
「大地のおやつ」シリーズを含め、商品は本店をはじめ、日本全国のライフスタイルショップや百貨店、ネットショップで販売しています。
山本代表は「人との出会い、縁を大切に、自分たちらしい事業を展開し、愛される品をお届けしたい」と信念を語りました。

「30年後も愛されるおやつ作りを目指しています♪」(画像提供:合名会社 山本佐太郎商店)


会社概要
合名会社 山本佐太郎商店
■創業/1876年
■代表/山本慎一郎
■従業員/15人
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Gouji.NSAKURA編集部の_Gouji.Nです。
高校野球などスポーツ観戦やお笑い、ラーメンが大好きです。愛する地元岐阜を駆け巡って、読者の皆さんに楽しい話題をお届けしたいです!









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