岐阜から海を守る!地域コミュニティが起こす新たなる波
日本財団によれば、“海”への愛着度を図る統計で、岐阜県はワースト1位。47都道府県の中で最も関心度の薄い県だという結果が出ています。 ※日本財団による2022年「海と日本人に関する意識調査」
その一方で、全国の寿司外食額における第3位が岐阜市という結果に。
※総務省統計局「家計調査」
そんな、寿司消費量が多い岐阜市・県民にも、“海の現状”を知ってもらいたい!という取り組みが『海と日本プロジェクト岐阜』主体で開催されていました。 2024年2月12日(月)まで、協賛店舗内において、『岐阜から海を守ろうキャンペーン』が行われ、海洋ごみに関する啓発活動が行われました。
とっとや今嶺店、ぎふ初寿司7店舗、美の和寿司の各店舗が協賛し、PRポスターや、三角POPを設置。『岐阜から海を守ろうキャンペーン』期間中は、クイズを開催し正解者の中から抽選で、金券のプレゼントがあるほか、参加者全員にクリアファイルが配られました。
『海と日本プロジェクト』って?
『海と日本プロジェクト』は、日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省旗振りのもと、海で進行している環境の悪化などの現状を、多くの方に知ってもらうために設立された一般社団法人。各エリアの事務局が主体となって、海洋ごみの現状などを伝えています。 そんな海洋ごみの啓蒙活動を最前線で行っている『海と日本プロジェクト』の運営メンバーに取材を敢行!その熱い思いを語ってもらいました。
“海”に興味が?
もともと、“海”への興味はほとんどなかったという早野さん。どこか他人事として海洋ごみの事などを感じていたそう。 そのような中、仕事として『海と日本プロジェクト岐阜』推進メンバーに選抜され、理解を深めるうちに“岐阜でも行える活動”に、のめり込んでいったそう。 「そもそも、海洋ごみの多くはプラスチック。そのプラスチックは街中で捨てられたごみが、風にのり、川に流れ、海へとたどり着くことで発生している」とのこと。
つまり、“海がない=海洋ごみは関係ない”は大きな間違い!ということに気が付いた早野さん。「海と日本プロジェクト」キャンペーンの中で“ギフ プロギング マラソン”を企画・運営することで地域住民の方にも、“岐阜からできる海洋ごみ対策”を実践しました。
今回の『岐阜から海を守ろうキャンペーン』は、「既にごみ拾いを行っている方たちだけでなく、もっと多くの方に活動を知ってもらいたい!」という想いで実現した企画。 「少しずつでも良いから、色んな人への意識付けを行い、小さな流れを大きな潮流にしていきたい」と早野さんは続けます。
今年度集大成!“ギフ プロギング マラソン”
「海と日本プロジェクト」は、今年度の集大成として3月頃を目途に、大規模な“ギフ プロギング マラソン”を計画中。高橋尚子さんや甘党男子などもゲストで出演し、多くの方と一緒に走り、ごみ拾いを行っていくイベント。
お寿司を食べに行った際『岐阜から海を守ろうキャンペーン』のPOPを見た人、今回の咲楽で活動を知った人も、「海と日本プロジェクト岐阜」が主催する“ギフ プロギング マラソン”に参加してみては? 海や川をきれいに保っていくことで、大好物のお寿司を思う存分食べられる未来を一緒に作っていきましょう。
海洋ごみを考える啓発イベントを開催
一般社団法人 海と日本プロジェクト岐阜
イッパンシャダンホウジン ウミトニホンプロジェクト
問/一般社団法人 海と日本プロジェクト岐阜
umipro_official/
gifu@uminohi.jp
この記事を書いた人
旅行が好きで、休みの日は東海だけでなく、色んな場所に遊びに行ってます!年に一回、中津川の栗しるこを食べる事が、僕たち家族の習わしです笑
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