岐阜県|不破郡|関ケ原町|テーマパーク
関ケ原ウォーランド

現地で「関ケ原の戦い」を再現した等身大ジオラマパーク

大人も楽しめる!注目ポイント
①等身大ジオラマの中に入り関ケ原の戦いを学べる
②甲冑を着て戦国武将の気分に
③SNS映えする合戦風写真が撮れる

武将キッズも関ケ原の戦いに参戦!
(ⒸSAKURA編集部)

関ケ原ウォーランドは、天下分け目の「関ケ原の戦い」を等身大のコンクリート像により再現したテーマパーク型資料館です。場所はもちろん、合戦の地である岐阜県関ケ原町。城壁風の入り口をくぐれば、そこにはパラレルワールドが広がっていました。

緑の木々の間には、騎馬姿の凛々しい武将やズラリと並ぶ鉄砲隊の姿。大きな広場では、鎧兜に身を包んだ武者たちが、刀や槍を振り回して合戦を繰り広げていました。どれも彩色された等身大のコンクリート人形で、顔つきも体勢も1体1体異なり、迫力満点。小高い場所には各武将の陣地も展開され、さながら合戦の只中に紛れ込んだような気分になります。数えきれないほどのコンクリート武者人形は独特の風景を醸し出しているため、珍スポットとしても有名な施設です。

武将像や有名なシーンには説明書きの看板が立っているため、歴史に詳しくない人でも大丈夫。園内は好きなように散策できるので、お気に入りの武将や陣地を探したり、一緒に撮影したりと自由自在に楽しめます。また、甲冑をレンタルして合戦風景に溶け込むのもおすすめの過ごし方です。

コンクリート像のコワモテ武者たちが戦いを繰り広げる

真剣な表情で狙いを定める鉄砲隊(ⒸSAKURA編集部)

約1万坪という広大な敷地内には、慶長5年(1600年)に勃発した関ケ原の戦いの陣形図が、凝縮して再現されています。等身大の武将や家臣の人形だけでなく、旗指物や陣幕まで忠実に再現されているので、各武将たちの配置を確認できます。有名な逸話シーンの再現もあり、経過ごとにたどっていけば、合戦がどのように進んだのかが分かるようになっています。

ちなみに、この武者人形を制作したのは、岐阜県坂本村(現在の中津川市)出身のコンクリート像作家・浅野祥雲(1891-1978)です。昭和初期~40年代にかけて活躍した造形作家で、犬山市の桃太郎神社や日進市の五色園なども手掛け、「等身大ジオラマパーク」という独特の作風を確立しました。一体一体、手で形作っているので、同じものは二つとありません。なお、塗装については、数年ごとに塗り替えイベントが開催され、色鮮やかな状態を保っています。

西軍を率いた石田三成の陣地。「大一大万大吉」の印が目を引く(ⒸSAKURA編集部)
槍の先には尻もちをつく武者の姿が
(ⒸSAKURA編集部 )
西軍を裏切った小早川秀秋の陣は重苦しい雰囲気⁉
(ⒸSAKURA編集部)
広場では無数の武者が戦を繰り広げる
(ⒸSAKURA編集部)
最後の陣地で首実検をする徳川家康
(ⒸSAKURA編集部)
越前敦賀城主・大谷吉継の切腹シーン
( ⒸSAKURA編集部)
体験口コミ

緑豊かで明るい園内のそこここに、怖い顔をした人形が戦を繰り広げていてびっくりです。関ケ原の戦いってこんな光景だったのかなと思いながら巡りました。

《今注目はコレ》
武将気分で参戦!レンタル甲冑でSNS映えを狙おう

やられたシーンが最高!(ⒸSAKURA編集部) 

関ケ原ウォーランドでは甲冑レプリカのレンタルがあり、武将の装いで園内を巡ることができます。子ども用の軽量鎧も揃い、着付けはスタッフが手伝うので甲冑初心者でも安心。模造刀や火縄銃のオプションもあり、家族や仲間と本格的な戦国コスプレを楽しめます。好きな武将の甲冑を身に着け、絵になる場所でさまざまなポーズを試し、楽しい写真を撮ってみませんか。
【レンタル甲冑】
■料金/大人2,000円、小人1,000円
■時間/約1時間
■備考/記念写真を1枚プレゼント

背伸びして戦うキュートな武将キッズ(ⒸSAKURA編集部)
小さな馬を引いて決めポーズ!(ⒸSAKURA編集部)
ズラリと並ぶレンタル甲冑(ⒸSAKURA編集部)
エイヤ!と大男を斬りつける(ⒸSAKURA編集部)
実際に馬に乗ることもできる
(ⒸSAKURA編集部)
騎馬の武将に出会ってびっくり!
(ⒸSAKURA編集部)
体験口コミ

ただ見てまわるよりも断然楽しい体験ができました。甲冑を着ると、合戦風景に溶け込むことができますね。演技力も試されるかも⁉

子どもも大人も楽しめる名物館長の合戦話

来園したら探したいのは、子どもから歴史通までを楽しませる名物館長の西村圭さん。関ケ原の戦いについての豊富な知識と巧みな話術をあわせ持つ歴史講師です。日曜日を中心に園内を回り、都合が合えば、その場で解説しながら案内してくれます。また、園内の講和室ならば、録音された西村館長の講和を楽しめます。生で聞きたい人は予約がおすすめ。

会えればラッキーな西村館長
(ⒸSAKURA編集部)
講和室(ⒸSAKURA編集部)
関ケ原ウォーランドの入口(ⒸSAKURA編集部)

6月4日から涼やかな「風鈴まつり2022」開催!

5670個の風鈴が風に揺れる「風鈴まつり」は、関ケ原ウォーランドの夏の人気イベント。藤棚のように風鈴が釣り下がる風鈴街道を歩けば、美しい音色や色とりどりに揺れる短冊が、ひとときの涼を届けてくれます。思わず写メしたくなる納涼スポット。可愛い風鈴のお土産も購入できます。
■開催日/令和4年6月4日(土)~9月30日(金)

人気の風鈴街道(ⒸSAKURA編集部)
関ケ原の戦いを再現した等身大ジオラマパーク
関ケ原ウォーランド

セキガハラウォーランド

岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原1701-6

アクセス:【車】名神高速道路「関ケ原IC」より約10分

0584-43-0302
[4~11月]10:00~16:00[ 12~3月]10:00~15:00 ※土日祝は16:00まで
年末年始
一般(中学生以上) 500円、小学生300円、小学生未満無料 
[6月より入場料変更]一般(中学生以上)800円、小学生500円、4~6歳300円、3歳以下無料
有(無料)
http://www.rest-sekigahara.co.jp/war_land/

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

当情報のアップデートや修正提案はこちら


この記事を書いた人

Sakura編集部_Keiko.H

SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。

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