7635人が県都岐阜を駆け抜ける ランナー暑さものともせず力走
4月28日、岐阜市内で「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン2024」が開催されました。2000年のシドニーオリンピック女子マラソンで、日本女子陸上選手初のオリンピック金メダリストに輝いた岐阜市出身の高橋尚子さんを顕彰する目的で始められた大会は、今年で13回目を迎え、すっかり岐阜の春の風物詩となっています。岐阜メモリアルセンターを発着点に、男女ともハーフマラソンと3kmの部門に分かれて競いました。ハーフマラソンは長良川堤防道路や風情ある古い町並みの川原町界隈など、風光明媚なコースで、3kmは金華橋を折り返すコース。この日は4月にもかかわらず、岐阜市の最高気温が真夏日手前の29.3度まで上がるコンデションでした。
長良川河畔、古い町並みを快走 岐阜の名産品をコースで配布
選手たちは勢いよくスタートし、岐阜の街へ飛び出して行きました。堤防道路では清流長良川を眺め、川原町では町家造りの建物を見ながら懸命に走っていました。中には仮装をしたランナーもいました。沿道の観衆からは「がんばれ~」などと選手たちに温かい声援が送られていました。またコースの途中では、岐阜県の郷土料理「鶏ちゃん焼き」や銘菓の鮎菓子などが選手に配られました。選手たちは風景だけでなく、食でも岐阜を楽しんでいました。
高橋尚子大会長がランナーをお出迎え
ゴール地点では大会長の高橋尚子さんが、選手たちとハイタッチして笑顔で迎えていました。なおハーフマラソンは男子がケニアのヒラリー・キプコエチ選手、女子はウガンダのステラ・チェサン選手が優勝しました。
大会の宮崎浩彰レースディレクターは「皆さん、いい表情をされて走っていました。高橋尚子さんは明るく選手たちと接し、笑顔あふれる大会になりました」と話していました。さらに「岐阜の素晴らしさを体感でき、古里の良さを再認識してもらえる大会。健康のためにも、来年以降も多くの参加をお待ちしています」と咲楽の読者に呼び掛けました。
高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン
タカハシナオコハイギフセイリュウハーフマラソン
岐阜メモリアルセンター(岐阜県岐阜市長良福光大野)を発着点
問/高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン
0570-666801
https://www.gifu-marathon.jp
gifu_half_marathon
gifu.marathon
gifuseiryu2011
この記事を書いた人
SAKURA編集部の_Gouji.Nです。
高校野球などスポーツ観戦やお笑い、ラーメンが大好きです。愛する地元岐阜を駆け巡って、読者の皆さんに楽しい話題をお届けしたいです!
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