岐阜咲楽|ぎふレポ!|10/26(土)~11/24(日)
第53回 岐阜公園菊人形・菊花展

愛好家らが丹精込めた可憐な菊 楽市楽座を菊人形で表現

菊で作られた華やかな衣装を身にまとう人形たち。(右から信長公、フロイス、商人)(©️SAKURA編集部)

菊の愛好家や、小学生が学校で育てた菊作品で彩られた岐阜公園。「楽市楽座」がテーマの菊人形舞台では、織田信長と宣教師のルイス・フロイス、商人の3体が菊で華やかにあしらわれ印象的な姿に。他にも三重塔などが建つ岐阜公園と金華山を表現したエリアや、大輪菊、羽島市発祥の美濃菊、背丈が低いだるま作りの作品などが飾られ、カメラに収める人たちで賑わいました。

岐阜公園と金華山をたくさんの菊で表現!(©️SAKURA編集部)
一面に並ぶ大輪の大菊花壇。(©️SAKURA編集部)
花芯が見えるのが特徴の美濃菊。香りに誘われ虫たちも♪(©️SAKURA編集部)

武者姿の菊人形がお迎え

菊人形・菊人形展のゲートをくぐり、岐阜公園内に入ると、武者を表した2体の菊人形がお出迎え。鎧や兜を身にまとった勇ましい姿は、まるで織田信長が岐阜城主だった戦国の世に迎え入れられたようでした。

菊人形・菊人形展のゲート(©️SAKURA編集部)
武者姿の菊人形(©️SAKURA編集部)

仕立てが楽しめる菊

愛好家たちは、菊をさまざまな形に仕立て、育てています。1本の菊から途中で3本の茎に分かれるようにした「三本仕立て」をはじめ、背丈が高いものや丈を60センチ以内に仕立てる「だるま作り」、さらに低い40センチ以内に仕立てる「福助作り」などがあります。いくつかの菊を丸みのあるドーム型に育てるものもあり、仕立て方は数々あります。作品はそれぞれ、手塩にかけて育てた愛好家の苦労が伝わってきます。

かわいらしい福助作りの菊(©️SAKURA編集部)
ドーム型に作られた菊の鉢(©️SAKURA編集部)

美濃菊を出品した岐阜市の男性によると、今年は夏の猛暑の影響で、生育が良くない花も。ですが、晴れの舞台には大輪の花を咲かせていました。

着物がお似合いの愛知県からの観光客

いろいろな仕立て方があることを知りました♪(©️SAKURA編集部)
山頂までのケーブルカーがある山腹の公園
岐阜公園

ギフコウエン

岐阜県岐阜市大宮町1
アクセス:岐阜バス「岐阜公園歴史博物館前停」下車、徒歩約1分

岐阜市公園整備課
058-214-2184
9:00~17:00
あり
岐阜公園

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Gouji.N

SAKURA編集部の_Gouji.Nです。
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