介護のヒット映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の監督が介護を語る講演会
日本は、超高齢社会に突入し、誰もが介護し介護される時代になりました。「介護を必要とする人」と「介護する人」の高齢化が進み、“老老介護”や認知症の人が認知症の人を介護する“認認介護”の世帯も見られるようになっています。
そんな現状に一石を投じる話題作の映画 「ぼけますから、よろしくお願いします。」の監督の講座が開かれました。
笑いあり涙ありの老老介護
高齢の認知症の母親と耳の遠い父親の暮らしを、一人娘の信友直子監督が遠距離から支えながら、丹念に映像記録として撮りためたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」は、多くの人々に感銘を与え、家族のあり方を改めて見つめるきっかけとなった。
信友直子監督 は、映画を撮ることで、俯瞰して家族を見れた部分もあると語られました。とはいえ、家族なので時には感情的になることもあり、そんなところを父親のユーモアで切り抜けたりしたそうです。あるがままを受け入れて、公的な支援もいとわず利用することも大切と実体験を交えながら、語られる様子に、多くの参加者の共感をよんでいました。
熱心に聞き入る受講者の皆さん
講演会の終わりには質疑応答が行われ、参加者からリアルな介護の日常へのアドバイスを求める声も多く聞かれた。
信友監督からは「決して一人や家族だけで介護の問題を抱え込まず、地域包括センターやヘルパーさん、訪問看護さん、ケアマネージャーさんなどと連携することが大切だ」と語られました。残念ながら、お母さまは亡くなられたそうですが、 お父さまはご健在で『おとうさんは103さい』という絵本を 信友監督 は最近出版したと語りました。
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岐阜市生涯学習センター
ギフシショウガイカクシュウセンター
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この記事を書いた人
SAKURA編集部Shino.Gです。美味しいものやドキドキワクワクすることを求めて、あちこち全国飛び回るのが大好きです♪美術館巡りのついでに旅先のカフェやスイーツ店、産直市場を探して楽しんでいます。最近は趣味のお菓子作りに加えて、旬の果物でジャムを作るのにハマっています。美味しい情報をどんどん発信していきます!
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