一枚からでも想いが伝わる!手仕事でつなぐ、温かな物語

40年以上続く「手作り絵本の会 しぶ柿」。代表の樋口通子さんを囲み、一枚の紙からできるものや、自分が表現したいことを自由に形にする魅力を語り合いました。それぞれの想いがこもった作品はどれも素敵で、後半の読み聞かせも含め、手仕事の優しさと物語の世界にゆったり浸る心温まるひとときとなりました。

想いを自由に形に。40年以上続く「手作り絵本の会 しぶ柿」と
絵本作家・樋口通子さんが伝える手作りの魅力
「手作り絵本の会 しぶ柿」は、40年以上の歴史を持つ地域に根差した創作団体です。「世界に一冊だけの、自分の絵本を作りたい」という想いを持った仲間が集まり、長年にわたり手作り絵本の文化を大切に育んできました。それぞれの個性を活かした絵本作りを続ける傍ら、手作りの温もりを地域に届けるための展示活動や、子どもたちを対象とした読み聞かせ会などを定期的に開催し、表現することの豊かさを発信し続けています。


■代表・樋口通子さんのご紹介と著書
手作り絵本の会 しぶ柿 代表・絵本作家/樋口通子さん
同会の代表を務めるのが、絵本作家の樋口通子さんです。樋口さんは、長年にわたり手作り絵本の普及と、物語が持つ温もりを伝える活動に尽力されてきました。 樋口さんの著書には、世代を超えて今なお多くの人々に愛され続けている名作『かみさまからのおくりもの』や、親子の絆を優しく描いた『ねんねこさっしゃれ』(いずれもこぐま社)などがあります。樋口さんの作品に一貫しているのは、子どもたちや日常へ向けられた優しい眼差しです。その温かなメッセージは、多くの親子の心を豊かに育み、今もなお色褪せることなく読み継がれています。

一枚の紙から広がる、手作り絵本の奥深い魅力
先日は、同会による「手作り絵本とおはなしの会」が開催されました。 前半の時間では、会場には多様な作品が展示され、それぞれの絵本の魅力を語り合う和やかな時間が持たれました。 手作り絵本と一言で言っても、その形はさまざまです。製本された本格的な力作はもちろんのこと、実は「一枚の紙」から手軽に、折ったり切ったりして形にできるものもあります。「自分が表現したいことを自由に、できることから始めれば良い」という樋口さんと会の姿勢の通り、会場には枠にとらわれない自由な発想の作品がずらりと並びました。それぞれの歩幅で、それぞれの想いを形にした作品はどれも素敵で、手仕事ならではの奥深さと、ものづくりの原点にある楽しさが感じられました。


物語の世界に引き込まれた「おはなし会」
後半のプログラムでは、小さなお子様も交えた「おはなし会(読み聞かせ)」が行われました。 会場が静かなワクワク感に包まれる中、樋口さんの代表作である『かみさまからのおくりもの』をはじめ、さまざまな絵本が披露されました。語り手の優しい声に乗せてページがめくられるたび、子どもたちは目を輝かせ、大人たちもまた、どこか懐かしい物語の世界へと引き込まれていきました。一冊一冊の絵本に込められたメッセージと言葉が会場を包み込み、参加者がじっくりと聞き入っていました。


「しぶ柿」の皆さんと樋口さんが何より大切にされている「手作りの優しさ」、そして「自由に自分を表現することの楽しさ」。その真髄に触れ、大人も子どももゆったりと物語に浸る、心温まるひとときとなりました。
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Kotoe.KSAKURA編集部_Kotoe.Kです!お酒と美容が好きな2児のママです。
寝かしつけの後の晩酌を目指して今日も頑張ります♪









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