川原町の町家に文化薫る店舗が集結!冷やしたぬき人気店も♪

町家の旧紙問屋「松井邸」を改修した「CASA stella」が岐阜市の川原町に2025年3月オープンしました。岐阜和傘専門店、アンティーク着物着付けレンタル・リサイクル着物販売店、岐阜提灯販売店、彫刻家イサム・ノグチ氏デザインの和紙照明「AKARI」のギャラリー、岐阜のソウルフード「冷やしたぬきそば」などを提供するそば店の5店舗が出店。施設を運営するNPO法人ORGANの河口郁美さんは「長良川流域の文化、伝統工芸を県内外の多くの人に知ってもらえる場所になれば」と期待しました。




町家をリノベーションした新観光施設
岐阜市の観光スポット、川原町に新たな施設がオープンしました。松井邸は江戸時代後期に東濃地域にあった旅籠を、濃尾大震災(1891年)の後に現在の場所に移築、改修された木造2階建ての建物。格子戸があり、奥行きがある構造になっており、岐阜市から2000年に都市景観重要建築物として認定されました。旧紙問屋の屋号が「川星」だったことから、イタリア語で星を意味する「stella」を施設名にしました。

岐阜和傘と着物姿で映えショット!
岐阜和傘専門店「和傘CASA」は日常で使える蛇の目傘や番傘、日傘を取り揃え、和傘の製作工程を説明するパネルが展示されています。着物の着付けレンタル・リサイクル販売店「ORGANキモノ」ではオシャレな着物を着付けができます。和傘が借りられ、着物姿で古い町並みの川原町を散策しながら写真撮影ができ、映えショットが狙えます。さまざまな柄のリサイクル着物も販売。


和紙照明AKARIを展示
岐阜提灯販売店「OZEKI河原町gallery」は株式会社オゼキの各種の伝統的な岐阜提灯が飾られ、「AKARIギャラリー」は、イサム・ノグチ氏がデザインした作品の常設ギャラリー。和紙と竹からなる光の彫刻を間近で鑑賞することができます。

ソウルフードも堪能♪
冷やしたぬき天国川原町店では、冷やしたぬきそばのほか、各種そばが味わえます。そば粉と小麦粉の割合が5:5の自家製そばは、細麺ですがとてもコシが強いのが特徴。細麺が出汁によく絡み、のど越しが良いです。お店として2号店になります。

川原町の文化、観光拠点に
河口さんは「手仕事の工房や体験が楽しめる『長良川てしごと町家CASA』、長良川流域で作られた逸品が揃う『長良川デパート』と合わせて、豊かで魅力的な文化を広く深く発信する場にしていきたい」と話しました。

この記事を書いた人

SAKURA編集部の_Gouji.Nです。
高校野球などスポーツ観戦やお笑い、ラーメンが大好きです。愛する地元岐阜を駆け巡って、読者の皆さんに楽しい話題をお届けしたいです!


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