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南宮大社

美濃国一宮。鉄の神様のお膝元『南宮大社』で初日の出を浴びよう!

南宮大社
楼門から差し込む初日の出(ⒸSAKURA編集部)

美濃国一宮。かつて西美濃エリアでは鉄鉱石が採掘されたことから、鉄鉱・鉱山を司る金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)を主祭神に祀る古社。鮮やかな朱塗りの建物が特徴的で絵になります。

東向きの楼門から差し込む初日の出は神々しいの一言。新年の朝陽を浴びれば、新しい力が体にみなぎるのを感じられることでしょう。

ご利益スポット

楼門からの初日の出
伝説の矢竹

行事

2024/12/7(土)~

2025年「巳年大絵馬」

パワースポットをご紹介してくれたのは…

南宮大社/禰宜 荒井 寛巨さん

宝物殿(有料)は毎月1日、土日祝に開館しています。

南宮大社
南宮大社 禰宜 荒井さん(©️SAKURA編集部)

将門伝説の矢竹

天慶2年(939年)、平将門の乱が勃発。将門の怨霊の首が火を吹いて京の方角へ飛んだところ、その首を南宮大社の隼人社のご祭神・隼人神(火須勢理命)が矢竹で射落としたという伝説があります。
南宮大社の拝殿横に佇む隼人社の前には、今も伝説の矢竹(竹林)が生えており、少し離れた場所からその様子を眺めることができます。

2月の節分祭では、この将門伝説にちなんで12本の矢を射る「大的神事」も行われます。境内の広庭で、裏に「鬼」と書かれた直径160㎝の大的に神職が矢を射かけ、魔除けと五穀豊穣を祈る行事です。放たれた矢や大的の周りの星には福があるとされるため、神事が終わると参拝者は競い合って矢や星を取りにいきます。

南宮大社
樹下社の横にある小さな竹林が矢竹。右奥に隼人社(ⒸSAKURA編集部)
この竹で神事の矢竹も作られている(ⒸSAKURA編集部)

授与品

南宮大社
授与品(ⒸSAKURA編集部)

・2025年巳年の授与品
一般公募による巳(ヘビ)の絵が描かれた絵馬、金矢、熊手。各1,000円。

南宮大社
刀みくじ(ⒸSAKURA編集部)

・刀みくじ
2025年新登場!刀の形をした紙製おみくじ。広げるとおみくじの内容が書かれています。300円。

鉄の御朱印帳(ⒸSAKURA編集部)

・鉄の御朱印帳
表紙と裏表紙が鉄製という珍しい御朱印帳。

南宮大社
楼門(ⒸSAKURA編集部)

和様と唐様が混在する美しい朱塗りの社殿は撮影スポットに!

南宮大社は、鉄鉱・鉱山を司る金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)を主祭神とする古社。金山彦大神は、伊耶那美命(いざなみのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生んだ際に生まれた神様。生まれた際の姿が”流鉄”に似ていたことから鉄鉱・鉱山にまつわる神様として人々の崇敬を集めるようになったといわれています。そして、現在に至るまで、金属の総本宮として全国の金属業・鉄鉱業・鍛冶に携わる人々から厚い信仰を集めています。

社殿は鮮やかな朱塗りが特徴的。和様と唐様を混用した独特の様式で「南宮造」と呼ばれています。慶長5年(1600年)に焼失し、その後、寛永19年(1642年)、三代将軍徳川家光により再建されました。

社殿の軒回りはすべて刳抜蟇股(くりぬきかえるまた)という装飾が施されており、境内の高舞殿の蟇股には十二支が彫り込まれています。楼門の表には左大臣・右大臣、裏には狛犬がそれぞれ門番としています。
また、楼門から本殿までが真っ直ぐに並ぶつくりとなっているため、楼門から日の出を見ることができるわけです。中心に配置されている高舞殿は、祭事の際に舞や金山大祭での鍛錬式が行われる神聖な場。この前に大絵馬も掲げられます。

南宮大社
拝殿(ⒸSAKURA編集部)
南宮大社
拝殿(ⒸSAKURA編集部)
四季折々の花が浮かぶ風情ある花手水(ⒸSAKURA編集部)
美濃国一宮
南宮大社

ナングウタイシャ

岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1

0584-22-1225
冬期 6:00~17:30
  夏期 5:00~18:00
有(無料)
https://www.nangu-san.com/
公式nangu-taisya

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

Sakura編集部_Keiko.H

SAKURA編集部_Keiko.Hです!新しい何かを見つけたとき、誰かと出会ったときの”感動”が好きです。皆さまが小さな感動、大きな感動とたくさん出会えますように、コツコツ情報発信をしていきたいと思います。


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